| ウワサではS30Zっぽいレトロ路線を採用する模様 |
さて、いつもYoutube上にて「自分だったらこのクルマをこうデザインする」という作品を公開しているカーデザイナー、スケッチモンキー氏。
今回は日産フェアレディZ(370Z)を題材に選び、2021年モデルのフェアレディZ、「400ZX」を製作しています。
なお、現行フェアレディZ(370Z)は6代目にあたりますが、その登場は2008年。
つまり12年もモデルチェンジしていない状態が続いており、現在はその販売を失う一方だと(そして日産ディーラーは何もテコ入れをしない日産本社に不満を抱いていると)報じられていますね。
日産がGT-R、フェアレディZの50年を振り返るメモリアル動画を公開!記念限定モデルも登場したことだし次期型の声を聞いてもいい頃だ
新型フェアレディZはこうなる?
まず、スケッチモンキー氏は作品のベースとなる素材をチョイス。
フェアレディZのリアを捉えたものですね。
そして次は「ここを変えないと」という部分をマーキング。
もちろん、現在の日産のデザイン言語に沿った変更がなされる予定ですが、テールランプやリアバンパー形状、ドアノブ、フロントフェンダーからサイドにかけてアップデートを施すことに決めたようです。
サクっと不要なパーツを消去。
テールランプをプラスしたり、リアデッキにスポイラー状の盛り上がりをつけたり、ホイールを大きくしたり。
各部をディティールアップし、リアバンパーのスリット内にはフィンを、アンダーにはディフューザーを。
こちらが完成状態。
ドアハンドルがフラッシュマウントされていますね。
フロントフェンダーはちょっとだけ盛り上がっています。
こちらは新旧比較。
実際はどうなる次期日産フェアレディZ?
そこで気になるのが、実際に次期フェアレディZはどうなるのかということ。
日産は次期フェアレディZについて開発にかかっているとされ、つい先日は全米のディーラーを呼び、そこに「新型フェアレディZ」のモックアップを展示し意見を集めた、とも。
そしてそこへ出席したと思われる人物の言によれば、フロントは初代フェアレディZである「S30(1969-1978)」風、そしてリアは4代目フェアレディZ(Z32/1989-2000)」風であった、とのこと。
もちろんこのプロトタイプは文字通りの「試作品」であり、各ディーラーの反応を見るために用意したものだと思われますが、日産は過去にもレトロな「iDxコンセプト」を発表しており、過去のヘリテージに活用に光明を見出しているのかもしれません。
すでに次期日産フェアレディZの試作車が存在していた!「フロントはS30、リアはZ32、シルエットは現行Z」。ニスモ版は500馬力に達するとも
VIA: TheSketchMonkey