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Zの次は新型GT-R!現時点では状況が不透明、2023年ハイブリッド化という説から2027年発表説まで

| 日産の意向としてはハイブリッドを望んでいるようだが、ファンと開発陣はそれを望まないという矛盾も |

さて、新型フェアレディZが発表されたことで気になるのが「次期GT-R(R36)」。

現時点で具体的な報道はないものの、オーストラリアのカーメディアに対し、日産のグローバルプロダクト企画担当副プレジデントであるアイヴァン・エスピノザ氏は現行GT-Rについて「いつもでもずっと速く、ずっと優れたドライバビリティを持つハイパフォーマンスカーであり続ける」と語った模様。

加えて、ZとGT-R、パトロール(SUV)は日産にとってもっとも重要な3つのモデルであると述べているものの、要は「ほぼ次期GT-Rについてはなんら示唆していない」ということになりそうです。

次期日産GT-Rはどうなる?

そこで現在漏れ伝えられる範囲内での「次期GT-R」ですが、2023年登場説から2027年登場説までが存在するようです。

オーナーを対象に、日産は次期GT-Rについての聞き取り調査を開始したことはわかっていますが、そこで得られた意見は「ハイブリッドはノーサンキュー」というもので、ピュアなガソリンエンジン搭載スポーツカーを求める声が多かったと言われています。

ただ、日産は「エレクトリック」色を強めているメーカーでもあり、次期GT-Rをハイブリッドもしくはピュアエレクトリック化し、かつR32やR35 GTーRが登場した時のように「他メーカーのスポーツカーを圧倒する」レベルの性能を持たせることで日産のエレクトリック技術をアピールしたいのでは、という見方もある模様。

実際のところ日産はパフォーマンス志向のエレクトリック4WDシステム「e-Force」を完成させており、これを次期GT-Rに搭載するのでは、とする向きも。

ただし「現場」からすると日産は現時点でなんら次期GT-Rに対しての決定を行っていないと言われ、開発の現場としては様々なアイデア、そして技術を持っているものの「それを生かす場がない」というのが実情であるようですね。

なお、日産によれば現行GT-Rのプラットフォームは「20年間そのままでも第一線で通用する」という発言もあり、これが「2027年までモデルチェンジしない説」の根拠となっている模様。

そして、今回のアイヴァン・エスピノザ氏の「これからも第一級のパフォーマンスを誇り続ける」という発言について、「改良しながらも現行プラットフォームを使い続ける」という印象も受けることになり、やはり次期GT-Rの登場は「まだまだ先」なのかもしれません。

参考までに、日産自らが「2023年に新型GT-Rを発表する」と語ったことがあり、しかしこれについても、2024年3月31日までに達成すべき「NISSAN NEXT : From A to Z」プランにGT-Rが含まれておらず、とにかく先がわからないのが次期GT-Rだと言えそうですね。

参照: Cars Guide

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