｜ 新型フェアレディZはこのデザインでよかったのかも ｜
さて、さまざまなクルマを自分の関連から再デザインするカーデザイナー、スケッチモンキー氏。
今回は初代フェアレディZ（S30）を現代風に手直ししてみた、という作品を公開しています。
内容としてはS30フェアレディZの画像をベースに、各部を「イマっぽく」アップデートしてゆくというもので、ここでその内容をみてみたいと思います。
まず、同氏はS30フェアレディZから「現代のクルマにはないディティール」を削除。
たとえば給油口のキーシリンダー、別体式のバンパーなどは現代のクルマにはもう装備されていないモノたちですね。
こうやってクラシックカーを現代風に「手直し」する
そしてまずは加工のベースをつくるためにもともとのパーツ類を塗りつぶし。
サイドシルもイマっぽく下の方へと延長します。
リアアンダーは他のクルマから拝借したエレメントをドッキング。
リアアンダー、サイドステップ、そしてホイールを調整。
テールランプはLEDバーへ。
ドアミラーはブラックへ、そしてドアハンドルを消去してポップアップドアへ、さらにウインドウモールも現代風へ変更するなど細かいデザインを行っています。
そして出来上がったのがこちら。
けっこういい感じに仕上がっていて、新型フェアレディZプロトタイプとの共通性も感じられますね（そう考えると、やはり新型フェアレディZプロトは、初代フェアレディZの雰囲気を色濃く残している）。
初代フェアレディZを現代風に手直ししてゆく動画はこちら
過去のアイコニックなクルマを再解釈した例は他にも存在
なお、こういった過去のアイコン的存在を現代的（もしくは未来的）な解釈にて蘇らせる例はいくつかあり、最近だと「サイバーパンク2077」作品中に登場するポルシェ930ターボ。
このゲームの舞台は2077年なので、実に930ターボが登場したほぼ100年後ということになりますね。
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そのほか現実世界だと米チューナー、「スピードコア」が過去のクルマに「現代の素材やディティール、デザイン」を取り入れてレストモッドを行うことで知られます。
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ジャガーは自ら、かつてのクルマに最新の装備（LEDライトなど）を組み込むというレストモッドを積極的に手がけていますね。
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