| やはりGRヤリスはやっぱり速かった |
さて、発売以降各方面にて話題のGRヤリス。
日本では「(高性能版のRZでは)マニュアル・トランスミッションしか無い」ということで売れ行きが今一つのようですが、欧州だと(やはりラリー熱が高いせいか)相当な人気を誇るようで、限定モデルではないにもかかわらず、「今後の値上がり株候補」ということで保存用に購入しておくという向きも多いようです。
加えて、欧州では「限定スーパーカーやハイパーカーばかりを追いかける」のではなく、日常的に乗ることができ、かつさほど速度を出さなくても楽しめる「等身大の」クルマが再注目されているともいい、その意味でもGRヤリスはもってこいなのかもしれませんね(シビック・タイプRはその外観が派手すぎる)。
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GRヤリスの性能は折り紙付き
GRヤリスは多くのカーメディアが注目するモデルということもあり、これまでにも多数のテストが公開されていますが、今回はAutocarが日産R35 GT-Rとのサーキットバトルを動画にて公開。
ただし両者の間には大きな出力差があるので、その差を短縮できるようにショートコースでの対決となっているようです。
まずは両者の性能ですが、日産R35 GT-Rはフロントエンジン+4WD、トランスミッションはデュアルクラッチ。
出力は592BHP、0−100km/h加速は2.8秒というスペックです。
ボディサイズは全長4690ミリ、全幅1895ミリ、全高1370ミリ、車体重量は1720kg、価格はRZで2420万円。
対するGRヤリスはフロントエンジン+4WD、トランスミッションは上述の通り「マニュアル」。
出力は257BHP、0−100km/hは5.5秒という数字です。
ボディサイズは全長3995ミリ、全幅1805ミリ、全高1455ミリ、車体重量は1280kg、価格はRZで396万円。
両者の価格については、「6倍くらい」の開きがあり(車体重量もホイールベースもぜんぜん違う)、本来であれば競合することはないクルマですが、その性格からすると「意外に近い」と言えるかもしれません。
実際に走ってみたらこうなった
そして実際にサーキットにてテストを行った結果ですが、なんとGRヤリスがR35 GT-Rに0.4秒の差をつけて勝利という結果に(それぞれ別々に走ってタイムアタックを行っている)。
GRヤリスに有利な環境であったとは思うものの、これは予想を超えるリザルトでもあり、改めてGRヤリスの運動性能の高さを思い知らされますね。
なお、それぞれのクルマには「得意不得意」があるようで、セクションによってはGT-Rが速かったり、GRヤリスが速かったり。
現在ぼくはGRヤリスの購入を検討中ですが、こういった欧州での人気を見るに「買っておいて間違いはないか・・・」と背中を押される思いです。
日産R35 GT-RとトヨタGRヤリスとがサーキットで対決する動画はこちら
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参照:Autocar