8月に発表と言われる新型スバルWRX。その予想レンダリングが登場

｜　おそらくはけっこうこれに近いルックスで出てくると思う　｜

さて、いつもかなり高い精度の「予想レンダリング」を公開してくれるロシアのカーメディア、Kolesa。

今回はこれまでに目撃された新型スバルWRXのプロトタイプをもとにした「新型WRX」のレンダリングを作成しています。

なお、目撃されたプロトタイプの偽装がさほど厚くはなく、よって今回のレンダリングはいつもにまして「正確」かもしれません。

新型スバルWRXはどんなクルマに？

これまでに目撃された新型スバルWRXの試作車を見るに、「レヴォーグ似」となるのはまず間違いなさそう。

ぐっと突き出たシャープはフロントグリルを持つことが容易に想像できますが、おそらくはスバルのデザイン言語「ダイナミック×ソリッド」をさらに突き詰めた大胆なデザインを持つものと考えられます。

なお、スバルのデザインは車体を構成するパーツを大きくデザインしていることが特徴で、人間で言う「顔のパーツひとつひとつが大きく、はっきりしている」ということだと考えています。

一部、トヨタとの共通性も

リアについては新型BRZでも採用された「バングル・アス」風のトランクリッドが用いられることになり、これはレクサスISとも通じる部分でもありますが、トヨタとスバルとは提携を通じ、デザインにおいてもなんらかの共通性を取り入れてゆくのかも。

このバングル・アス風のデザイン、そしてフロント先端にかけて絞り込んだデザインによって、車体の前後や上のほうがスマートに見え、相対的に下半分が安定して見えるという効果があるようですね。

そしてちょっと興味深いのは、前後フェンダーに、別パーツのモールが装着されていること。

いうなればXVに装着されているようなクラディングということになりますが、セダンにこれを装着するのは自動車業界的に「非常に稀」。

なぜなら、これを装着することでイメージが「上品からワイルドに」変化してしまうためですが（セダンとワイルドとは相容れない）、スバルは新サブブランド「ワイルダーネス」をスタートさせるとも報じられており、サブブランドだけではなく、メインの「SUBARU」ブランドにおいてもワイルドさを押し出し、他社との差別化を図るのかもしれません。

この「フェンダーモール」はスバルの新しいデザイン的識別点に？

なお、スバルは以前にも「VIZIV（ヴィジヴ）パフォーマンス・コンセプト」にてこのフェンダーアーチを採用しており、さらに新型WRXはVIZIVパフォーマンス・コンセプトの外観に近くなるとも述べているので、実際にこのモールが装着された状態で市販化される可能性が高そうです。

ただ、このモールはボディカラー同色にペイントしたり、樹脂そのままだったり、グロスブラックやメタリックグレーにペイントしたりすることで様々な印象を演出できるので、なかなかに面白い装備だとも考えています。

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参照: Kolesa