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販売開始当時「2日で売り切れた」スバル・インプレッサWRX STi 22Bが現代に蘇ったら?新型WRX STi 22Bが「オンロード仕様で」復活(SUBARU非公式)

2022/02/13

販売開始当時「2日で売り切れた」スバル・インプレッサWRX STi 22Bが現代に蘇ったら?新型WRX STi 22Bが「オンロード仕様で」復活(SUBARU非公式)

| スバルはときどき過激な限定モデルを発売することがあり、22Bの復活も無いとは言えない(ただし2ドアはないだろう) |

ひとまずは新型WRX STiの発表には期待したい

「もしもこんなクルマがあったなら」というコンセプトにて、自ら考えたクルマのレンダリングを公開し続けているアーティスト、レイン・プリスク氏。

ほかの「もしも系」レンダリングアーティストと異なるのは、実現不可能な技術を用いたり、法的に許されないクルマを考案するのではなく、あくまでも「ありそうでない」という、なんとか実現できそうな作品に仕上げていること。

主なものとしてはクーペのオープン化やオープンモデルのクーペ化、スポーツカーのワゴン化などですが、今回公開されたのはインプレッサWRX STi 22Bの後継モデルである「新型スバルWRX STI 22B」。

スバル インプレッサWRX STi 22Bはこんなクルマ

スバル・インプレッサSTi 22Bは、1998年のスバルWRC三連覇を記念して400台のみが発売されており、当時の国内価格は500万円という高額さにかかわらずわずか2日で完売してしまったという伝説を持っており、現在の中古相場は「数千万円」というレベルにまで上昇しています。

ベースにはインプレッサWRX STi(E型クーペ)を用いており、エンジンには専用となる2.2リッターバージョンを搭載しますが、このエンジンは職人による手組みで、ビッグサイズのターボチャージャー、鍛造ピストン、ナトリウム封入エキゾーストバルブ等が組み込まれ、出力は(当時の自主規制上限ギリギリの)280馬力を誇ります。

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そして今回レイン・プリスク氏は、WRX S4をベースに「WRX STI」を考え、さらにそのハードコアモデルのレンダリングを作成したということになりますが、WRX S4から(評判がよろしくない)樹脂製のフェンダーを取り去り、さらには2ドア化したうえでフロントスプリッターやサイドスカート、リアウイングといったエアロパーツを装着し。

車高が落ちているのは、現在のスバルの(モータースポーツにおける)主戦場がラリーからサーキットへと移ったことを意識しているからなのかもしれません。

なお、レンダリングでは「旧」インプレッサWRX STi 22Bと並んだ様子が再現されていますが、新旧22Bで微妙に色味が異なることもわかります。

STIの「ブルー」は時代にあわせて変化

レイン・プリスク氏が実際に「ブルーの色味」の違いを意識したのかどうかはわかりませんが、スバルによるとSTIのシグネチャーカラーであるこのブルーは「WRC参戦時代」と現在では変化しているといい、初代インプレッサWRX STi 22Bに採用されていた「WRブルー・マイカ」は(2008年まで参戦していた)WRCで”映える”色ということで開発されたという背景を持っていて、この色は「1台づつ走るラリー競技において、雪や砂、石畳など様々なステージで目立つ」ように調合されています。

一方、現在スバルのハイパフォーマンスモデルに採用されるWRブルー・パールは(WRC撤退の後の活躍の舞台となった)SUPER GTやニュルブルクリンク24時間レースなど「アスファルトの上で」戦うことを考慮し、それまでのWRブルー・マイカに比較すると赤みの入った色味になっていて、アスファルトの上で目立つ色、そして混走状態でも識別しやすいように調合されており、その戦うステージに合わせてボディカラーも変化している、ということになりそうですね。

参考までに、STIにおけるもうひとつの特徴的なカラー「チェリーレッド」について、WRC参戦当時に比較すると現代ではずいぶん濃くなっているのですが、これは、STIモデルのラインアップが「上質な内外装と乗り心地を持つモデルにも波及した」ことから、それらモデルにも似合うよう”シックな”カラーへと変化していっているのだそう。

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参照:Rain Prisk

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