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なぜ今?15年間ガレージに放置していた希少車、スバル・アルシオーネSVXを引っ張り出し、専門業者にてディティーリングを施すことを決めたオーナー【動画】

2023/02/09

なぜ今?15年間ガレージに放置していた希少車、スバル・アルシオーネSVXを引っ張り出し、専門業者にてディティーリングを施すことを決めたオーナー【動画】

| 当時、ボクはスバル・アルシオーネが欲しくてたまらなかったことを思い出す |

現在、アルシオーネSVXは程度のいいものだと中古市場で300万円くらい

さて、ぼくの考えるバブル期の名車といえば「ユーノス・コスモ」と「スバル・アルシオーネSVX」。

そして今回はアメリカにて「15年ぶりにアルシオーネSVXをガレージから引っ張り出して洗車ふくむディティーリングを施した」という動画が公開。

このアルシオーネSVXは1991年から1996年まで生産されており、北米に投入されたのは1992年から。

そのデザインはジウジアーロ、そしてスバルにとって最初で最後の高級車だと認識していますが、3.3リッター水平対向6気筒エンジンと4WDを採用した(北米ではFFもあった)全天候型GTという触れ込みでデビューしています。

日本車離れした流麗なスタイリング、そしてグラスキャノピーにミッドフレームウインドウを持つという独特のデザインを持っており、しかしそのぶん価格は高くなってしまったことが玉に瑕。

トップレンジだとR32スカイラインGT-RやフェアレディZと同じくらいの価格帯であったため、当然売れずに(日本だと)5,944台のみを販売しそのライフを終えています。

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なぜ15年もガレージに保管していたのかはわからない

そして今回、この希少なアルシオーネSVXが15年ぶりにガレージから出されることになり、さらにディティールアップが施されることになるのですが、この個体はPPGインディカー・ワールドシリーズのペースカーとして特別に製作されたモデルだといい、専用のパープルっぽいブルーにペイントされているのが特徴です。

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ボディ全体にはこんな感じで15年分の埃が積もります。

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自走できないので積車に載せてショップへと輸送し・・・。

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ざっと汚れを落し、塗装の状態を見てみますが・・・。

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さほど湿度のない環境にて保管していたのか、ボディ表面はさほど悪い状態ではなく、ところどころサビが浮いているものの、全体的にはまずまずのコンディションだと言えそうです。

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何度かに分けて丁寧に洗車を行い・・・。

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洗剤を洗い流してポリッシュの準備完了。

今見ても色褪せない美しいスタイリングを持っており、さすがは「ジウジアーロデザイン」ですね。

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動画を見ていると、見る角度によって微妙に(角度によって)色味が変わるカラーシフト塗装のようにも。

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ポリッシュのビフォー / アフターを見るためにボンネット中央から左右に分けて比較を行いますが・・・。

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磨くとけっこうきれいになるもよう。

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ホイールからは鉄粉を除去し、タイヤもきれいにしてゆきます。

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エンジンルームも思いっきり洗浄。

なお、多くのディティーリング動画ではこんな感じで思いっきり洗剤や水をかけていますが、意外と問題ないようですね(バッテリーの電極に水がついたらヤバいんじゃないかと心配になったりする)。

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トランクルーム内のスペアタイヤを外すとサビのようなものが浮いていますが、これは研磨によってほとんどを除去することに成功。

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レンズ類も磨いて曇りを取り除きます。

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スバル・アルシオーネSVXを磨き上げるとこうなった

そしてこちらがアルシオーネSVXを磨き上げた状態。

一部キズや凹みも見られるものの、比較的容易に補修ができる範囲だと思われます。

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リアも一部サビが見ら、しかしこちらもさほど大きな(切った張ったをするような)補修を要せずに直せそう。

これからこのオーナーがアルシオーネSVXをどうするのかはわかりませんが、ぜひともきれいに直してかつての栄光を取り戻し、万全の状態で路上に送り出してほしいものだ、と思います。

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15年間放置したスバル・アルシオーネにディティーリングを施す動画はこちら

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参照:WD Detailing

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