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時代を先取りしすぎた?スバルの奇抜すぎるモデル5台を画像で紹介

2017/01/26

| 以外なことに、スバルはけっこう時代を先取りしていた |

スバルのキー

スバルの「5大珍車」がネットにて話題に。
現在スバルは8年連続で販売を伸ばすなど成長路線ですが、振り返ってみるとかなり独特な車を作っていますね。
なお、ぼくが記憶に残るスバル車は「レオーネ」。
まっとうすぎてこのリストには入らないほどですが、初代からイキナリ4WDを設定するなど、現在のスバルに繋がる流れを作った車ではないかと考えています。※乗用車としての4WDでは世界初

1.スバル360

なんとアメリカにも輸出されていたというスバル360。
当時の価格は15万円ほど(現在の貨幣価値だと110万円ほど)だそうですが、全長2997ミリと非常にコンパクト。
時速80キロに達するまでに37.5秒も要したそうですが、輸入が回開始された1969年はマスタングとカマロが初代、コルベットが二代目に入った次期で、カマロだとエンジンはV8で排気量は3.8から7リッターとなっており、アメリカ人にとってはかなり奇異な車に見えたであろうことが想像できます。

2.スバル・ブラット

スバルは昔から知恵者であったようで、「ピックアップトラックには25%課税される」ことを回避するために、荷台部分にシートを設置するという荒業を用いた(乗用車扱いになる)のがこの「ブラット」。
これによって課税を回避し、ライバルのトヨタやダットサンよりも安く売ることができたそうです。

シートはこんな感じ。
けっこう面白い車でもあり(ピックアップのような乗用車のようなオフローダーのような)、もしかするとクロスオーバーの先駆けとも言える一台。
今リファインして発売するとけっこう売れるかもしれませんね。

3.スバルXT

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: subaru-xt.jpg

1985年のデトロイト・モーターショーに出展され、後に「アルシオーネ」として発売。
スバル初の海外先行販売モデルとなり、この頃から北米重視の姿勢を見て取ることができます。
デザイナーはジョルジエット・ジウジアーロ(後継モデルのアルシーネSVXも同じ)で、空気抵抗をとことん追求し、日本車として最初にCD値0.3を下回った車としても有名。
スバルの歴史を通じて唯一のリトラクタブルヘッドライト採用車で、映画「キャノンボール」にも登場していましたね。
ハイト(車高)コントロールなどハイテク機能を備え、当然4WDだったので価格は非常に高価だったことを記憶しています。

なお内装はこんな感じ。

4.スバル・アルシオーネSVX

ぼくが当時欲しくてたまらなかったアルシオーネSVX。
デザインはやはりジウジアーロで、スバルが作った(最初で最後の?)高級車です。
トヨタはスープラ、マツダはRX-7とスポーツ路線で攻めており、おそらくスバルは「そうだグランドツアラーでいこう」と思ったのか、他とは異なる路線で勝負。
広いグラスエリアが特徴ですが、一方で窓ガラスは殆ど開かないという実用性のなさを発揮。
3.3リッター・フラット6(フロントエンジン)、4WDというパッケージングですが、「ポルシェ911カレラ4を反対にするとこうなる」という構成だと当時言われたものです。
とにかく高価な車でしたね。

5.スバル・バハ

2003年にスバルが投入したピックアップ。
このあたりのスバルから「なんとなく見覚えのある顔つき」になってきます。
この画像は公式フォトのようですが、カラー的に日本だと「道路公団」を連想させますね(しかしこういった明るい色が人気だった模様)。
しかしながら思ったよりも売れず、わずか4年で生涯を閉じたとのことで、しかし今発売するとこれも売れるかも知れません(こうやって見ると、スバルは幾つかのモデルで”時代を先取りしすぎた”模様)。

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