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スバルUSAが「BRZ tS」を予告。マイナーチェンジ後にもSTIチューンの”tS”が発売か

2017/06/08

スバルUSAがフェースブックにてなんらかの新型車発表に言及。
これまでもWRX STI RAについて言及したりとさまざまな「思わせぶり」な投稿を行っており、しかし今回は画像とともにハッシュタグに「BRZts」が含まれ、BRZの何らかのバリエーションを追加する可能性が大。

なお先日「STI」バッジを装着し、エアロキットを身にまとう謎のBRZがアメリカで目撃されており、これがその「BRZtS」に該当する可能性も。
BRZtSは日本市場においてマイナーチェンジ前の2013年に500台、2015年に300台限定で発売されていますが、2015年モデルはこんな感じ(MTで399万円)。

今回目撃されたプロトタイプはサイドステップやリアウイング(GTグレードに装備されるものより大きい)も装着されており、2015年モデルのBRZ tSにくらべて随分アグレッシブなルックスに。

フロントリップ(スカートリップ)、サイドアンダースポイラーは純正STIスポーツパーツにラインアップされているものと同様ですが、プロトタイプと同様のリアウイングは純正オプションにラインアップされておらず、このプロトタイプが「新BRZtS」だとすると、大型リアウイングは新tS専用の装備となるのかもしれません(アルミホイール形状もSTIスポーツパーツとちょっと形状が異る。先代BRZtSと同じ?)。

2015年に発売されたBRZtSについては「ビルシュタイン製ショックアブソーバー」「ブレンボ製ブレーキ+ドリルドディスク」「レカロ製バケットシート」という三種の神器に加え、スポーツメーター等が装備。
現在BRZには新グレード「GT(3,315,600))」がありますが、こちらはショックアブソーバーが「ザックス」、ブレーキキャリパーはブレンボながらもディスクはドリルドディスクではない仕様となっており、「BRZtS」とは価格分の差異があります。

ちなみに今回スバルUSAが公開した画像ではブレンボ製ブレーキキャリパーが確認できるものの、ブレーキディスクにはドリル加工が施されておらず、色々と謎が深まりますね。

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関連投稿:6/8に発表するのはBRZ STIではなくWRX STI "RA"。カーボンルーフ/ウイングを持つスパルタンモデル

昨日スバルUSAがツイートした「スバルBRZ STI」と思われる画像ですが、どうやらBRZではなく「WRX STI」のハードコアバージョン「タイプRA」であった模様。
詳細は6月8日の発表を待つよりほかありませんが、画像の通りカーボンファイバー製のルーフを持ち、同じくカーボン製のリアウイング、ビルシュタイン製ダンパーを持つサスペンション、19インチ鍛造BBSホイール、レカロシートが与えられ、そしてエンジンとトランスミッションのアップグレードがある、と言われています。

なお「RA」は「Record Attempt(記録狙い)」を意味しており、これまではインプレッサWRX(GC8/GDB/GVB)で設定されたことがありますが、「BRZ」においてはモータースポーツベースの最廉価バージョン(鉄チンホイール装着)となっていますね。

ちなみにこちらはニュルブルクリンクにて「7分切り」を狙う、600馬力にまでプロドライブがチューンしたWRX STI RA。
トランスミッションはシーケンシャル、ブレーキはAPレーシング、内装はほぼ全てが剥がされてロールケージが入り、リアアンダーには巨大なディフューザーが取り付けられています。

VIA:Motor1

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関連投稿:スバルUSAが「BRZ STIを6/8に発表」とツイート。日本では発売される?

先日アメリカで目撃されたスバルBRZ STIですが、スバルUSAのツイートしたところによると、6/8に発表、とのこと。
2015年にニューヨーク・モーターショーにて発表されたのち「ようやく」の市販化となるものの、現時点ではスペックなどは一切不明(予想では230馬力と言われる)。

STIらしくサスペンションやブレーキがチューンされた高性能モデルとなるはずですが、日本で発売されるのかどうかもわからないままであり、とりあえず発表を待つより他なさそうです。

なおスバルBRZはトヨタ86とともに優れた素性を持つ車であり、FR車の挙動を学ぶには最適な車ではないかと考えています。
というのも「速く走らせるには」それなりの技術が必要とされる車で、「アクセルを踏んでハンドルを切れば速く曲がれる」最近の電子制御で固められた車とは全く異なる性格を持っており、運転者のスキルがそのまま反映される車である、とぼくは考えているのですね。

つまりはコーナーではきちんと減速してフロントに荷重を乗せてステアリングを切り、アクセルを踏んで後輪の駆動力で車の向きを変えるという「FRの基本」を押さえないと速く走れない車でもあり、テクニックを磨くには最適な車ではいか、とも考えています。

ブレーキ、ステアリング、アクセル(とギア)の操作それぞれが適切に行われていないとアンダーステアもしくはオーバーステアが顔を出す車でもあり、非常に素直な特性を持つ「ドライバーの技術を写す鏡」のような車ですね。

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