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トヨタはなぜBMWを開発パートナーに選んだのか?「直6エンジンが欲しかったから」

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トヨタはBMWの直6エンジンに魅力を感じていた

トヨタ・スープラの発表まであと一ヶ月を切った状態ですが、今回Automotive News Europaが「なぜトヨタはBMWをパートナーに選んだのか」ということについて紹介。
これはトヨタのスポーツ車両統括責任部長、多田哲哉氏が語ったものだとして報じられていますが、その理由としては「BMWが直6エンジンにこだわるメーカーだから」。

トヨタ・スープラは伝統的に直6エンジンを採用しており、しかしトヨタはもはや直6エンジンを持たず、直6エンジンが欲しかったがためにBMWを共同開発のためのパートナーとして選んだ、とのこと。
そこまでして直6にこだわる必要もなさそうですが、トヨタが新型スープラ開発にあたりファンに対して調査した内容だと「直6エンジンは無視できない要素」だと判明し、よって直6エンジンにこだわりたかったようですね(実際にトヨタは直6エンジンをスープラを構成する要素の一つだとして定義した動画を公開している)。※ただし新型スープラには4気筒モデルも存在すると言われる

なお、トヨタの考えるスープラの要素とは下記の通り。

「Short Wheelbase & Wide Tread(ショートホイールベース&ワイドレッド)」
「Straight Six(直6エンジン)」
「Senscious pawertrain(官能的なパワートレーン)」
「Sheer Handring(純粋なハンドリング)」
「Stability Shassis(安定したシャシー)」
「Stimulative Sound with turbo charger(刺激的なターボサウンド)」「Smooth Linearity(スムーズな直進性)」
「Seamless Consistency(シームレスな調和性)」
「Switch the Perception(知覚のスイッチを入れる)」
「Striking six sense(第六感を刺激する)」
「Super resonance drive(味わい深いドライビング)」

加えて多田氏いわく「直6エンジンは振動が小さく完璧なバランスを持つ唯一の選択」だとしており、トヨタ自身も直6採用というプライオリティが高かったものと思われます。

トヨタとBMWとのジョイントは2012年にスタート

新型スープラの開発プロジェクトは2012年にスタートしたとのことですが、この時点ではまだまだ共同開発の可能性は不明であり、多田氏は「その可能性を探って来い」ということでBMWへと派遣された、と語っています。

そしてその後にお互いの仕様などを決めた後は独自に開発を進めたとしており、新型スープラはBMW製のエンジンそしてトランスミッション含むドライブトレーンを持つこととなっているものの、トヨタ曰くエンジンやトランスミッション等についても「専用にチューンしてあり、BMWとは異なる」。

BMWはBMWで「トヨタとは違う」と主張しており、お互いが「共通」だと思われることを非常に嫌っているように思えますが、このあたりは新型スープラの発売を待つしかなさそう。

おそらくスープラの発売後はBMW Z4とトヨタ・スープラとを直接比較するメディアが登場すると思われ、これも楽しみに待ちたいところですね。

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JUN

興味の範囲が広く、猫、小説、映画、音楽、腕時計、クルマなど。 酒、タバコ、ギャンブルは一切しません(ある意味では自分の人生そのものがギャンブル)。 いま欲しいクルマはアルピーヌA110。

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