レクサスは北米で「ブラック」をテーマにしたスペシャルエディションを相次ぎ投入

レクサスが北米専用の限定モデルとして「レクサスNX F-Sport”ブラックライン(Black Line)”」を設定。
アメリカでは2月から発売されるそうですが、その限定台数は1000台とされ、「意外と少ない」ようですね。
特徴としてはボディ下部のグラフィック、19インチの鍛造アルミホイール、ブラック仕上げのスピンドルグリルフレームなど。
レクサスNX”ブラックライン”のボディカラーはいずれも専用?
ボディカラーについては「ウルトラホワイト」「オブシディアン」「アトミックシルバー」が用意され、いずれも日本には存在しないカラーです。
ちなみに日本だとNXに用意されるのボディカラーは、ホワイトでは「ホワイトノーヴァガラスフレーク」「ソニッククォーツ」、ブラックでは「ブラック」「グラファイトブラックガラスフレーク」、シルバーだと「ソニックチタニウム」「プラチナムシルバーメタリック」。
その他のレクサスNX300 F-Sportブラックラインの仕様としては、シートカラーに「アークティックホワイト」が選べること(通常通りブラックのシートも選べるものの、選択肢はこのホワイトとブラックしかない)。
なお日本仕様のレクサスNX 300 F Sportには「F Sport専用ホワイト」のシートがありますが、これと同じものかどうかは不明です。
そのほか14スピーカーを持つマークレビンソンプレミアムサウンドシステム、ブラックのルーフライナー、専用フロアマットとカーゴマットなどが追加されることに。
オプションとしては「コンフォートパッケージ」が用意され、これはベンチレーションとヒーター付きのシート、ムーンルーフ、自動防眩ミラー、電動テールゲート、ブラインドスポットモニター、パーキングアシスト、アクティブサウンドコントロール、レクサス・セーフティシステム+がセットになったもの。
なお、NXの「アクティブサウンドコントロール」は、いわゆる疑似エンジン音をスピーカー経由で流すものですが、これはGS、IS、RC、RX450h F-Sportに装備される「サウンド・ジェネレーター」とは異なるもののようですね。
参考までに、サウンド・ジェネレーターについては下記のように解説されています(あくまでも本来のエンジンサウンドを”増幅”させる)。
静粛性を極めた室内に心地よいエンジン音を響かせる働きをするのがサウンドジェネレーター。
VIA:LEXUS
吸気脈動によってダンパーを増幅振動させ、迫力に満ちたサウンドを高回転まで奏でます。
こちらはアクティブ・サウンドコントロールの解説(本来のエンジン音とは無関係に、電気的にサウンドを合成し、それを流している)。
エンジンやトランスミッションの状態に応じたサウンドを電気的に生成し、インストルメントパネルに内蔵された専用スピーカーから出力。力強いサウンドを室内に響かせ、ドライバーの聴覚を刺激します。
なお、レクサスは北米ではこまめに限定モデルや特別仕様を発表しており、LXやLCに対しても「インスピレーション・シリーズ」を設定しています。※レクサスは北米にて、やたらブラックにこだわっている