レクサスの大排気量エンジンはちょっとマフラーを換えると信じられないような轟音を放つ
フィリピンのチューナーがレクサスLC500にARMYTRIX製エキゾーストシステムを装着し、そのサウンドを動画にて披露。
動画の中ではアイドリングにとどまらず、停止状態からのフル加速や走行中のサウンドなど、様々な状況下での排気音を聴かせてくれますが、とにかく「すごいなこの音」という印象。
ARMYTRIXは甲高い音やバリバリという音、乾いた音ではなく、どちらかというと重低音かつ轟音といった系統の音を出す設定ですが、このレクサスLC500もやはり低く轟く音が特徴(そのほうが車格に合っていていいと思う)。
レクサスLC500はこんなクルマ
なお、レクサスLC500はそのクリーンなルックスから、比較的マイルドなスペックを予想してしまいますが、実は大排気量自然吸気となる「5リッターV8」という非常に珍しいエンジンを搭載しており、ほとんどのハイパフォーマンスカーが「小排気量ターボエンジン」へと移行した中では貴重な存在です(ハイブリッドモデルのLC500hは3.5リッターV6)。
ボディサイズは全長4770ミリ、全幅1920ミリ、全高1345ミリと「低くワイド」、かつ比較的長いボディサイズによって「美しい」プロポーションを持つクルマ。
ルーフにあるシルバーの細長いパーツは「日本刀」をイメージしているといい、レクサスが和風シフトをはじめたのちの新しいデザインを持っている一台でもあります。
そして「スポーツクーペ」という、日本ではすでに冷え切ってしまったセグメントからの発売ですが、その美しさも手伝い、発売当初は「目標の40倍近く」のオーダーが集まって納車待ちが生じたほど。
世界的にも人気は高く、これまでにも数々のチューナーがカスタムを手がけていますね。
ぼくとしては「非常にいいクルマ」だという印象を持っていて、実際に「買うか」とまで考えたもののギリギリで踏みとどまっており、というのも「オシャレクーペ」なのか「ハイパフォーマンスカー」なのかどっちつかずな印象があるため。
そのせいか、レクサスはLC500にハイパフォーマンスバージョンを登場させ、各グレード間での性格をより明確にする計画もあるようです。
ARMYTRIXはこんな音を出している
そして一方のARMYTRIX(アーミトリクス)ですが、これはアメリカ拠点のエキゾーストシステムメーカーで、日本だとリバティーウォークが採用したことで一気にその名が知られるように。
これまでにはほかのレクサスLC500にそのエキゾーストシステムを装着した動画も公開されています。
【動画】レクサスLC500をオーバーフェンダー&ARMYTRIXマフラーにてカスタム。そのシビれるサウンドを聴いてみよう
その対応車種は幅広く、ホンダ・シビック。タイプRへの対応も。
そしてBMWにも対応。
やはりARMYTRIXというとランボルギーニ・アヴェンタドール。
アヴェンタドールLP750-4にArmytrixエキゾーストを装着→アクセルをあおる動画
それでは動画を見てみよう
こちらがフィリピンにて、レクサスLC500の豪快なサウンドを披露する動画、「Philippine Loudest Lexus LC 500 w/ ARMYTRIX Exhaust, Late Night Run Crazy Traffic, Pure Sounds!」。
VIA:ARMYTRIX