| 新型スープラのドライバビリティは思ったよりも高そうだ |

北米はウエスト・ヴァージニアにて、メディア向けに新型GRスープラの試乗イベントが開催。
これまでにも「プロトタイプ」の試乗レビューは存在したものの、市販モデルでは「初」。
現在参加したメディアがそれぞれレビュー動画を公開している最中となりますが、その中からいくつかを紹介してみようと思います。
新型GRスープラはドリフトも自由自在
なお、北米にて現在販売されるスープラは3リッターのみ。
つまりBMW製の「B58」直6/3リッターユニットを搭載するモデルのみの展開で、グレードは「3.0」「3.0プレミアム」。
ドライブトレーン含む走行性能に差はなく、豪華装備の有無がグレード間の違いですね。
今回公開された動画を見ると、「スポーツモード」の使用も許可されていて、中にはけっこう攻め込むメディアも登場。
こちらの「The Smokin Tire」が公開した動画「2020 Toyota GR Supra - Just the Noise」は、ひたすら車内から走行する様子を捉えたものですが、そのサウンドや加速がよく分かるものに。

新型スープラのエキゾーストノートはなかなかのもので、途中バリバリとアクセルオフからのバブリングを発生させていることがわかります。
このエキゾーストノートについては、トヨタのスポーツ車両統括責任部長、多田哲哉氏も「満足している」とコメントしていて、たしかに素晴らしいサウンド。
コーナリングスピードやブレーキング、加速も申し分なく、今すぐにでもステアリングホイールを握って走らせたい、と思わせる動画です。

そしてこちらは新型GRスープラのコールドスタート、ワームスタート、エンジン空ぶかしを収めた動画、「2020 Toyota GR Supra Sounds: Cold & Warm Start, Drifting, & Fly-By Sounds」。
やはりバブリングが発生していることがわかります。
こちらはざっと新型スープラの走行する様子を収めた「2020 Toyota GR Supra first drive: start-up, exhaust sound, drifting & track driving」。
タイトルの通り、ドリフトや果敢に攻める様子がわかります(マフラーエンド付近に取り付けたカメラの拾う音は刺激的)。
いずれのメディアも改めて試乗レビュー「フルバージョン」を公開するそうですが、それにはあと2-3日を要するようですね。