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一体何なのこの動画!無動力カートによる下り坂レースにとうふ屋ハチロクが登場。おそらくは4WSを備えたダウンヒル専用マシン

2020/03/12

| ボディサイドには「サスタマラ豆腐」。つっこみどころしか無い |

さて、レッドブルが世界各地で開催している「ソープボックスレース(日本ではボックスレースの名称で開催)」。
先日Facebookにてシェアしたものですが、あまりに面白いため、こちらでも紹介したいと思います。

まず、ソープボックスレースとは、動力を有しない簡素なクルマで坂を下るもので、一見簡単に見えるものの、コースアウトすると(動力源がないので)自力でコース復帰することが難しく、意外やテクニックを要求されることでも知られます。

リアの振り出し用に「中心から一番遠いところに重量物」?

開催場所については不明ですが(周囲の表記を見るとフィンランドのようにも思える)、このソープボックスレースに登場したとうふ屋(イニシャルD)仕様のハチロクが話題になっていて、まずはこんな感じで坂のてっぺんからスタート。

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けっこう坂がきついみたいで、容易にテールが出るようですね。

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タイトなカーブもドリフトで。
それにしても気になるのはボディサイドの「サスタマラ豆腐」。
前後ナンバープレートには「SASTAMALA TOFU SHOP」という文字も見え、もしかすると本当にとうふ屋さんが出場しているのかも。

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ジャンプ台もクリア!

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ちょっと姿勢を崩すものの無事に着地。
リア左右にぶら下がっているものが何なのかはわかりませんが、もし車体の重心からもっとも遠い位置に重量物をぶら下げることで「リアの振り出し」を狙っているのだとしたら相当なワザ師ということになりそうです。

要は「ロールセンターから遠い位置」に重量物を配置しているということで、これはスポーツカーが運動性能向上を目的に「ロールセンターに重量物を集める」のとは全く逆の仕様。
つまりはとんでもなく運転しにくい特性を持つということで、おそらく傍で見るよりずっと運転が難しいのは間違いと思います。

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ちゃんとカウンターを当てていることがわかりますが、しっかりドリフトしていてちょっとびっくり。
なお、カラーリングはもちろん、リトラクタブルヘッドライトの切り欠き、マーカー、フォグランプ、ドアハンドル、ドアノブなどその作りは秀逸そのものです。

そして「どう考えてもドリフトしすぎ」なくらいドリフトしていて、「なぜそんなに滑るのか」はちょっと不思議。
ただし動画を見ているとリアタイヤの向きも変わるようで(キャプチャ画像を見ても角度がついているのがわかる)、ドライバーが右手でなんらかの操作をしているように見受けられるところからも、もしかすると4WSを装備し、リアホイールを「同位相(普通はカーブするときは逆位相にするものの、カニ走りをするために)」にできるのかもしれません。※逆位相に切れているシーンもある
仮にそうであれば、とんでもない秘密兵器を備えたソープボックスということになりそうです。

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そして坂道がゆるくなって速度が落ちるとパン屋さんのような人がやってきて後ろから押し、クルマに勢いをつけます(反則にならないっぽい)。
フロントの「TRUENO」、リアの「TOYOTA」、テールランプなどかなりいい出来ですね。

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一体何なのこの動画といった感じですが、よく見てみるとなかなかによくできた”ドリフト仕様の”ハチロクであることもわかります。

VIA: Team Lowe

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