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トヨタが新型クラウン発表までのカウントダウン開始!なぜこれまでトヨタは「流行っているモノ」にしか手を出さなかったのに「まだ流行っていないセグメント」へとクラウンで出てゆくのか

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トヨタが新型クラウン発表までのカウントダウン開始!なぜこれまでトヨタは「流行っているモノ」にしか手を出さなかったのに「まだ流行っていないセグメント」へとクラウンで出てゆくのか

| これまでトヨタそのもの、そしてトヨタのマーケットは「レイトマジョリティ」だった |

今回はじめて、しかもクラウンにてイノベーター層へと挑むことに

さて、トヨタが7月15日(金)13時30分よりフルモデルチェンジ版となる新型クラウンの世界初公開イベントを開催するとし、同時にティーザーサイトもオープンさせています。

現時点では「SUV? SEDAN?」という文字、新しい王冠エンブレム、そして発表までのカウントダウンが表示されるのみですが、発表が近づくにつれ、このサイトでは新型クラウンの一部デザインが公開されるといい、情報のアップデートに期待したいところですね。

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新型トヨタ・クラウンは「初」のSUVボディに

新型トヨタ・クラウンがSUVになるという話は1年ほど前から出ていましたが、これについては「旧来の顧客の反対にあって流れた」「既存のセダン版クラウンも併売」と言われた時期もあり、しかしその後従来型クラウンの受注が停止され、さらにはSUVっぽいボディ形状(クーペ風ハイライダーセダン)を持つデザイン画が特許庁へと出願されるにあたり、もう「クラウンのSUV化」は完全に確定したと考えてよく、さらに今回のティーザーサイトでは「SUV」という文字までが登場しています。

なお、クラウンは1955年から生産されているトヨタの基幹車種であり、日本市場においては(トヨタ、そして他メーカーを含めても)もっとも売れているセダン。

ただ、トヨタとしては、SUVやミニバンに比較して販売台数が少なく、そしてワールドワイドな展開がなされていないことからもクラウンの状況に不満をもっていたといい、そこで今回思い切ったモデルチェンジを行い、そしてグローバルにて販売を行うことでその存在感を高めようということなのだと思われます。

トヨタ・クラウン

そしてこの新型クラウンについては、日本はもちろん、中国と北米においても販売されると言われ、北米だと(現地ディーラーの資料によれば)10月に販売が開始される、とも。

ちなみにこれまでクラウンにはピックアップ(3代目)、2ドアハードトップ(3代目や4代目)、ワゴン(2代目~8代目)といったバリエーションがありますが、SUVボディはその歴史上「初」でもあり、これも時代の流れだと言えそうです。

トヨタは珍しく流行の先端に手を付ける

なお、トヨタはこれまで「すでに流行っていて、他社が参入して確固たる市場が確立されている」セグメントに満を持して進出し、そこで「販売力の差をもって」他社のシェアを奪ってゆくというスタイルを取っていたものの、今回はまだ例の少ない、しかしこれから流行るであろう”ハイライダーセダン”という「成長途上の」カテゴリへと参入するということに。

つまり、これまでトヨタは(イノベーター理論による)レイトマジョリティ向けの製品を作る会社であり、イノベーターもしくはアーリーアダプター向けの製品を作る会社ではなかったと認識していますが、今回なんとクラウンという伝統のモデルにてイノベーター/アーリーアダプター向けの製品を提供するというチャレンジに出ているのがちょっと衝撃的。

ちなみにこのイノベーター理論とは、消費者は以下のパーセンテージにて構成されており、イノベーターは新しい製品に飛びつく人、アーリーアダプターはちょっとその製品の流行り始めに購入する人、アーリーマジョリティは流行が顕在化してから買う人、レイトマジョリティは”誰もが知る”レベルになってようやくその製品に手を出す人だと言われます。

ぼくはトヨタそのものからして「レイトマジョリティ」な会社でもあると捉えていて、それはEVに対する取り組み、SUVの展開の遅さを見てもよくわかるかもしれません。

イノベーター(革新層)2.5%
アーリーアダプター(初期採用層)13.5%
アーリーマジョリティ(前期多数派)34%
レイトマジョリティ(後期多数派)34%
ラガード(遅滞層)16%

そして、そういったトヨタが、今までとは全く異なる動きを見せ、今までとはぜんぜん違う客層にアピールしようとしていることは注目に値し、しかもそれが「クラウン」を用いて行っているということに対し、ぼくはそこからトヨタの並々ならぬ決意、そしてそれを周囲に理解してほしいというメッセージを感じ取っています。

おそらくトヨタはここで老朽化した客層を切り捨て、流行に敏感な客層を取り入れることでブランドイメージの刷新を図るのだと思われますが、それにしても「思い切ったな」という感じですね。

参考までに、新型クラウンが参入する「ハイライダースタイルのクーペ風セダン」だと、シトロエンC5X(下の画像)、新型プジョー408などがあり、しかしまだまだ市場には「数えるほど」しかなく、クラウンがここでどうやって(フランスのオシャレなクルマに対抗し)存在感を発揮するのかはちょっとした見ものかもしれません。

ちなみにシトロエンやプジョー、DSといったブランドは「尖った」人々をターゲットにすることでメルセデス・ベンツやアウディ、BMWとは異なる生息域を確保しており、トヨタにも同じことができるのかどうかは興味の尽きないところです。

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参照:Toyota

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