| まさかこんなワンオフモデルが存在していたとは |
トヨタ・オーストラリアが突如として「86シューティングブレーク(ワゴン)」を公開。
86は以前にもコンバーチブルがコンセプトとして公開されるなど、トヨタとしてもなんらかのバリエーションを検討しているのかもしれません。
今回の86シューティングブレークはコンセプトカーと言えども完全に機能する(走行可能)とのことで、テールゲートの開き方を見てもけっこう実用的。
スポーツカーのシューティングブレークというとやはり「フェラーリFF」ですが、86シューティングブレークもなかなかに優美なスタイルを持っていると思います。
なおポルシェもパナメーラにシューティングブレークを設定する意向ですが、そちらは4ドア+リアハッチとなっており、86シューティングブレークやフェラーリFFのような「2ドア+リアハッチ」はまた異なる客層を獲得できそうで、またいわゆる「ワゴン」とは異なって生活臭がなくアクティブに感じられることもあり、トヨタにはぜひ投入して欲しいと考えるところ。
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新型車が発表されるとすぐさま様々なバリエーションのレンダリングが作成されるのが常。
クーペが発売されれば「オープン」「ワゴン」はたまた「トラック」といった感じで、逆にオープンモデルが発表されると「クーペ」のレンダリングが登場。
それ自体はぼくらの目を楽しませてくれるのでありがたいことなのですが、CGアーティストにとっては新型車発表後、「いかに早く」レンダリングを作成してアップするか、という競争になりつつあるようです。
両方とも発売が「ない」とは言えない
仮に苦労して製作しても、他の人が先にアップして拡散してしまうと苦労が報われず、なかなかに難しい世の中になったなあ、という感じ。
今回まずは新型アストンマーティン・ヴァンテージの「オープン(アストンマーティンでは”ヴォランテ”と表現)」をアーティストのAksyonov Nikitaさんが制作。
ヴァンテージの「オープン」が登場するのは間違いなく、このレンダリングは非常に現実的、と言えますね。
そしてもう一つがおなじみX-TOMI DESIGNによる「ワゴン(アストンマーティンでは”シューティングブレーク”)」。
アストンマーティンは「ヴァンキッシュ・ザガート」シリーズに「シューティングブレーク」を追加することを発表しており、しかし(限定やワンオフではない)通常モデルではこれまでシューティングブレークを(アストンマーティンは)ラインアップしておらず、実現については不透明。
しかし「選択肢のひとつ」としてはぜひ揃えて欲しい、とも思います。