レクサスが「キネティック・シート・コンセプト」発表。
これはドライバーの体に張り付くように変形して快適な乗り心地を提供するというものですが、見た目でわかるとおり蜘蛛の巣に着想を得たもの、とのこと。
従来のクッションと布地もしくはレザーでカバーされたシートとは異なりますが、長時間の着座を前提にしたオフィスチェアでもメッシュやウェブ状のデザインがあるので、自動車のシートもこういったネット状になっても不思議はないのかもしれません。
ただ自動車の場合は「衝突時のインパクトから乗員を守る」という観点からどうしても堅牢な構造が要求され、実際にレクサスが提案するような「スカスカの」シートを採用するのは難しいかもしれませんね。
なおこちらはハーマンミラー製のチェア。
人間工学的にはこういったシートバックのほうが良いのかもしれない、とは思います。