JDパワーが発表したところによると、新車品質調査上位の常連「レクサス」がなんと業界平均を下回る品質となった、とのこと。
反面韓国メーカーが急激に品質を向上させている、という結果が明らかになっています。
こういった調査は幾つかの会社が行っており、会社によって基準や調査方法が異なるため、今回の結果だけをもって判断することはできませんが、韓国メーカーが「追い上げてきている」のはどうやら事実。
これによるとレクサスは新車品質調査結果として「32ブランド中15位」。
なお2012年は首位、昨年は7位とのことなので、徐々にランキングを下げている、ということになりますね。
なおトップは韓国のキアで2年連続トップ、ヒュンダイの高級車ブランドであるジェネシスは2位。
こちらは上のグラフの続き(縮尺が変わっている)。
この結果は正直かなり「意外」で、韓国勢が上位であるほか、フォードやラムといったアメ車も上位。
トヨタやホンダはヒュンダイやシボレー以下ということになり、スバル、マツダなど日本車勢はほぼ最下位組となっています。
ただ、ジャガーとフィアットの問題は他を大きく引き離しており、これらはどの調査でも「下位組」の常連ですね。
韓国の自動車メーカーについては以前からデザインに対して注力していることで知られ、ヒュンダイはランボルギーニ・ガヤルドやムルシエラゴをデザインしたルク・ドンカーヴォルケ氏、他ベントレーからもデザイナーを引き抜いており、加えてブガッティ・シロンのデザイナーも引き抜き済み。
もちろんこれによってデザインを向上させることが狙いですが、今回の調査のように品質も向上しているとなると、あまり報じられてはいないものの、大手メーカーから相当数のエンジニアを引き抜いているのかもしれませんね。
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