| 両者ともいい勝負を展開したのにはちょっとびっくり |
最後にはやはり軽量性がモノを言う
さて、英国Cawowがランボルギーニ・アヴェンタドールSVJとスズキ・ハヤブサとのドラッグレースという異色動画を公開。
これまでにも「アヴェンタドールを5世代集めたドラッグレース動画」「アヴェンタドールとテスラ・モデルSプラッド」など数々の加速競争をYoutube上に公開していますが、ハヤブサとの勝負はかなり珍しい例だと思います。
ここでその内容を見てみましょう。
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ランボルギーニ・アヴェンタドールSVJ、スズキ・ハヤブサのスペックはこうなっている
そこでまず両者のスペックについて、ランボルギーニ・アヴェンタドールSVJは6.5リッター自然吸気V12エンジンを車体ミッドに搭載し、7速シングルクラッチ経由にて4輪を駆動します。
エンジン出力は770hp、最大トルク720Nmという強力無比なスペックを誇る一方、その価格は英国にて35万ポンド以上という非常に高額な車両です。
なお、車体重量は1650kgであり、ドライバー込み(体重75kgと想定)だとパワーウエイトレシオは2.24。
いぽうのスズキ・ハヤブサ(隼)は188馬力を発生する1,339ccの4気筒エンジンを積みトランスミッションは6速、車体重量は239kg、英国での価格は16,699ポンド。
ライダーの体重を75kgと仮定するとパワーウエイトレシオは1.67。
実際に走ったらこうなった
そして実際に両者がドラッグレースを走った結果ですが、意外なことにスタートはほぼ同じくらい。
軽量な隼のほうがロケットスタートを決めると思いきや、アヴェンタドールSVJも負けてはいないようです(アヴェンタドールSVJはドラッグレースでウィリーをする様子が報じられたことがある)。
なお、隼の方はスタートが遅いというわけではなく、むしろ「パワーを持て余し」、ウィリー状態になって安定性を損なわないように抑え気味でスタートしなくてはならなかったのかもしれません。
そしてレース中盤までは両方とも一歩も譲らぬ加速を見せ・・・。
しかしそこから徐々にハヤブサがリード。
このあたりは「軽量」「パワーウエイトレシオに優れる」「シンプルな駆動方式を持つ」ほうが速いというドラッグレースのセオリー通りですね。
タイムを見てみると、ハヤブサは10.4秒でゼロヨンをゴール。
ランボルギーニ・アヴェンタドールSVJは10.7秒。
いずれも素晴らしいタイムを出しており、他車の追随できるレベルではなく、まさに高次元のドラッグレース対決ですね。
ランボルギーニ・アヴェンタドールSVJ、スズキ・ハヤブサがドラッグレースを走る動画はこちら
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参照:carwow