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ホンダが欧州にて電動スクーター「EM1e:」発表!航続距離は26km、バッテリーは取り外して充電が可能。なおホンダのエレクトリックシリーズは名前を覚えにくいと話題に

2023/05/16

ホンダが欧州にて電動スクーター「EM1e:」発表!航続距離は26km、バッテリーは取り外して充電が可能。なおホンダのエレクトリックシリーズは名前を覚えにくいと話題に

| たしかに最近のホンダが発表するエレクトリックシリーズの名前は覚えにくく、その名を言われてもピンと来ない |

なぜホンダが現代においてハッシュタグに使えない記号をモデル名に入れたのかはわからない

さて、ホンダはエレクトリックSUV「e:Ny1」を発表したところですが、今回は電動スクーター「EM1e:」を欧州にて発表しています。

このEM1e:はホンダが欧州にてはじめて発売するエレクトリックスクーターですが、e:Ny1同様、その名称が覚えにくく打ちにくいと現地で話題となっているもよう(今の世の中であれば、もっとハッシュタグをつけやすい名称にしたほうがいいとは思う)。

なお、読みは「イーエムワンイー」もしくは「エムワンイー」になるかと思いますが、「EM」とは「Electric Moped(エレクトリックモペッド)」の略なのだそう。

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ホンダは2025年までに10台のゼロエミッションスクーターとバイクを発売するとしていたが

なお、ホンダは先日「2025年までに10台のエレクトリックスクーターとバイクを発売する」としており、つい先日は中国で3モデルを発売したところ。

参考までに、ホンダは電動バイク/スクーターを3つに分類していて、それらは電動自転車=EB(最高速度25㎞/h以下)、電動モペット=EM(最高速度25~50km/h)、電動車=EV(最高速度50km/h以上)。

中国の3台はEB、そして今回のEM1e:は文字通りEMということになるかと思います。

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このEM1e:はインホイールモーターを持ち、その出力は2.3ps(1.7kW)、Econモードでは1.2ps(0.86kW)と小さく、最高速度は電子制御でわずか45kmhに制限されており、しかしトルクは90Nmもあるため、シグナルグランプリではほとんどのクルマに勝てるかもしれません。

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EM1e:の一回の満充電あたり航続距離はわずか26kmにとどまりますが、ホンダによれば(メインターゲットとする)平均的な学生の1日の走行距離は30km程度だとしており、さらには集合住宅に住み、駐輪場にコンセントを確保できない場合であっても「取り外し式バッテリー」を採用することで容易に充電が可能だとされています。

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ちなみにこのバッテリーの重量は約10kgで・・・。

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家庭用充電器(270W、空冷式)はこんな感じ。

160分で25%から75%まで充電でき、2500回繰り返して使用ができるとアナウンスされています(ゼロからフル充電だと6時間)。

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なお、シート下はバッテリーで占められるため、ヘルメットの収納は不可能(ヘルメットを収納する際には別売りのキャリーボックスを装着する必要がある)。

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ただしフロントには原付スクーターのようにポケットが設けられ、ボトルなどちょっとした小物を収納することが可能。

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欧州だと2人乗りが可能な部類となり、タンデム可能なシート、そして折りたたみ式ステップも。

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現時点でホンダはEM1e:の価格を発表していないものの、同クラスの他社製品同様、日本円で40万円くらいになるのでは、と言われています。

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