ポルシェが電動マウンテンバイク（Eバイク）のフラッグシップモデルを発売！上位機種は215万円、フレームカラーを6色からカスタム可能

｜　自動車好きと自転車好きとは「あまり被らない」？ボクのまわりでも両方が好きな人は非常に少ない　｜

日本だと（走行できる場所の問題もあって）ちょっとマーケットが小さそう

さて、ポルシェがEバイク（電動自転車）のスペシャリスト、ロットワイルド（Rotwild）とのコラボレーションにて新しい電動マウンテンバイク「クロスパフォーマンス」「クロスパフォーマンスEXC」を発売。

価格は「クロスパフォーマンス」が14,250ドル（約199万円）、「クロスパフォーマンスEXC」は15,350ドル（215万円）で、その違いはカスタマイズ性にあり、前者はシルバー一色、しかし後者はオーダーメイド扱いとなっており、ポルシェの指定するオリジナルカラー6色の中から好きなフレームカラーを指定することが可能です。

ポルシェの電動マウンテンバイク「クロスパフォーマンス」「クロスパフォーマンスEXC」はこんな仕様を持っている

そこで今回発売されたポルシェの電動マウンテンバイクを見てみたいと思いますが、その全体的なイメージにつき、ポルシェいわく「911とタイカンからインスピレーションを得た」とのこと。

「クロスパフォーマンス」「クロスパフォーマンスEXC」ともにシマノのEP-801電動モーターと630Whバッテリーパックを内蔵しているようですね。

どちらも、100mmのスプリングディフレクション、120mmトラベルのFox製34Float Factoryフォーク、Flat DPSエアダンパーを採用。

フレームはカーボンファイバー製です。

シマノ製XT Di2 12速ディレーラーを後部に搭載し・・・。

フロントとリアには4つのピストンを備えたマグラMT7ディスクブレーキを装備。

エレクトリックモーターはシマノEP-801。

その他ではクランクブラザーズ製SynthesisエンデューロカーボンホイールとHighline 3テレスコピックシートポストといった装備も紹介されていて、ポルシェらしい機能美に溢れた製品だと思います。

なお、ポルシェはマイクロモビリティ会社を買収し、電動バイクや電動キックボードなどの展開を本格化するとアナウンスしていますが、今回発売される「クロスパフォーマンス」「クロスパフォーマンスEXC」はその電動マイクロモビリティの中では「フラッグシップ」に位置するのだそう。

今回の2モデル含むポルシェEバイク全モデルはポルシェセンターとポルシェデザインストアでも注文することができるとアナウンスされており、しかしすべての店舗が対応しているかどうか、日本からも注文できるのかどうかは不明です。

なお、これら電動バイクはロットワイルドの既製品に「ポルシェバッジを付けただけ」ではなく、ポルシェとロットワイルドとの共同開発となる「専用品」であり、固有のスペックを持つと紹介されています。

ちなみにですが、BMWやその他多くの自動車メーカーが「自転車」を発売しているものの、自動車好きと自転車好きとがオーバーラップするケースはあまり多くないようで、いずれの場合もけっこう販売に苦戦している、という話を聞いたことがあります（たしかに、ぼくの知る範囲でも自動車メーカーの自転車を購入する人は少ない。加えて自転車好きは自転車メーカーの自転車を購入するものと思われる）。

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