
| やはり俳優やミュージシャンのポルシェ911所有率は高かった |
オールブラックのポルシェ911ターボはデンゼル・ワシントンに似合いそうだ
さて、第94回アカデミー賞の主演男優賞部門で「ビンタ」のウィル・スミスに敗れたデンゼル・ワシントンですが、所有していたポルシェ911ターボを売りに出し、なんと40万5993ドル(日本円で約5000万円)で落札されることに。
このブラックのポルシェ911ターボはデンゼル・ワシントンが1997年に新車にて購入したもので、走行距離は18000マイル(約29000キロ)、そして今回の出品にあたっては徹底的なクリーニングが行われており、話題の「ドライアイスブラスト」によって車体の下回りが新車同様の状態へと戻されている、と紹介されています。
ちなみにこのドライアイスブラストは、金属や樹脂の表面を傷つけることなく、ドライアイスを噴射することでその摩擦や気化によって汚れを落とし、霧散させるという手法です。

オプション満載、そしてマニュアル・トランスミッション
このポルシェ911ターボに搭載されるエンジンは3.6リッター・ツインターボ・フラットシックス(408馬力)で、トランスミッションは6速マニュアル、そして駆動方式は4WD。
18インチサイズのターボホイール、ウォッシャー付きキセノンヘッドライト、フォグランプ、固定式リアスポイラー、パワーアジャスタブルフロントシート、オートマチックエアコンなどが標準装備されています。

一方、オプションとしてはレザートリム付きフロアマット、アルミシフトノブ、ステンレス製エキゾーストパイプ、アルミルックインストルメント(メーター)ダイヤル、アルミパーキングブレーキレバー、カラークレストホイールセンターキャップ、クルーズコントロール、サンルーフ、ノキア製デジタル・サラウンド・プロセッシング(DSP)オーディオ、ベッカー製CDチェンジャー、プリーツレザーフロント/リアシートが列記されています。

ボディカラーはブラック(L741)、そしてもちろん「ターボ」特有のワイドフェンダー、そしてトップマウントインタークーラーに対応するためのリアウイングが大迫力ですね。

タイヤはフロント225/40、リアには285/30のミシュラン・パイロットスポーツN2。
ABD(オートマチック・ブレーキ・ディファレンシャル)を搭載し、993世代からは911として初めてマルチリンク・リアサスペンションが採用され、ブレーキにはクロスドリルローターにレッド仕上げのポルシェロゴ入り4ピストンキャリパーが装着されています。

デンゼル・ワシントンのポルシェ911ターボのインテリアはこうなっている
そしてこちらはデンゼル・ワシントンのポルシェ911ターボのインテリア。
インテリアカラーもブラック、そしてシートはプリーツレザー。

ヘッドレストにはポルシェのエンブレム(クレスト)が刻印されます。

こちらがレザーのトリミング付きフロアマット。

メーターのダイヤルはホワイト、そしてリングの内側にはたしかにアルミルックのパーツも確認できますね。
