｜ ニール・ブロムカンプはよほどGT-Rがお気に入りのようだ ｜
台湾拠点のFiエキゾーストが日産R35GT-Rを改造し、「エリジウム」仕様を作成。
これはニール・ブロムカンプ監督（「チャッピー」「第9地区」の監督で、最近だとトランプ専用車の動画を公開）の映画「エリジウム」に登場したGT-Rのレプリカですが、劇中だとおそらくは燃料がガソリンから何か別のものへとコンバートされたという設定。
舞台の設定は2154年
なおニール・ブロムカンプ監督はもともとシトロエンのTVCMで名を為した人で、それだけに車好きと見え、「チャッピー」にもR35GT-Rやチューンされたスバル・インプレッサが登場しています。
ちなみに「エリジウム」の舞台設定は2154年なので、今から140年近くGT-Rが生き残ったということになりますね。
こちらが実際に映画に登場したGT-Rですが、ブガッティの宇宙船を襲撃するのにマット・デイモン扮するマックス一味が搭乗。
今回Fiエキゾーストが制作したものは「まんま」レプリカではなく、リバティーウォーク製のオーバーフェンダーが装着され、車高も極端に落とされるなど独自のカスタムも施されています。
ブガッティの宇宙船はこちら。
パーソナルジェットのような感じで、地球から宇宙まで航行することが可能です。
なお同作品に登場する外骨格型パワードスーツ（エクソスケルトンスーツ）は「カワサキ」製。
こちらは同監督の別作品、「チャッピー」。
すっかりギャングスタ気取りのチャッピーがGT-Rを盗んで乗り回します。
監督は異なりますが、「ルーパー（2012年公開、ジョセフ・ゴードン＝レヴィット主演）」では初代マツダ・ロードスターを主人公が大切に乗っており、舞台は2044年ですが、エンジンがモーターに換装されている模様（劇中にも、ソーラーパネルを後付で装着したポンコツも多数登場。法改正でガソリン車に乗れなくなっているという設定？）。
今回エリジウム仕様にカスタムされたGT-Rはウエザリングも行われ、かなり手が入っていると思われますが、ここまでカスタムするにはかなりの勇気が必要だったのかもしれません（ここまでやると後戻りできない）。
参照：FiExhaust