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【動画】アポロ・インテンサ・エモツィオーネがニュルに登場し一時その場が騒然!やっぱりどう見ても地球人用の乗り物には見えないな・・・。

2022/07/22

【動画】アポロ・インテンサ・エモツィオーネがニュルに登場し一時その場が騒然!やっぱりどう見ても地球人用の乗り物には見えないな・・・。

| 基本的に「レーシングカー」ということを考えるとニュル最速タイムを出してもおかしくはなさそう |

残念ながら今回は1周だけ流してテストを終える

さて、世界でわずか10台のみが限定生産されたアポロ・インテンサ・エモツィオーネ。

これは香港をベースとする企業”ITV=Ideal Team Ventures”が、グンペルトより「アポロ」の商標権モロモロを買い取って実現したハイパーカーで、2017年に発表された後に2020年から納車が開始されています。

そしてその一台が今回ニュルブルクリンクにやってきたわけですが、ニュルブルクリンクタクシー会社を運営するユーチューバーが幸運にもこのアポロ・インテンサ・エモツィオーネに同乗する機会を得ることになり、その内外装やオンボード映像を自身のYoutubeチャンネルへと公開することに。

その走行はあくまでも「開発の一環」

なお、今回アポロ・インテンサ・エモツィオーネをドライブするのはアポロ・フューチャー・モビリティー・グループ・リミテッドの開発ドライバー。

走行の目的は開発の一環だとされ(アポロはインテンサ・エモツィオーネの後継モデルの開発に取り掛かっている)、あくまでも走行したのは「軽く一周のみ」となっています。

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ただしそれでもエキゾーストサウンドは素晴らしいのひとことで、というのもこのエンジンはラ・フェラーリに積まれる6.3リッターV12(780馬力)だとされるため。

ちなみにテールパイプの価格は「1本765万円」だと以前に紹介されていますね。

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アポロ・インテンサ・エモツィオーネは基本的にレーシングカー

このアポロ・インテンサ・エモツィオーネは「グループCレーシングカーを公道に放つ」というコンセプトのもと開発・製造されており、そのパートナーはAMG創設者が別途レーシングカーコンストラクターとして設立した「HWA」。

そしてこのアポロ・インテンサ・エモツィオーネはカーボンファイバー製モノコックを持つことはもちろんですが、多くの(カーボン製モノコックを持つ)ロードカーのようにアルミ製の前後サブフレームを持つのではなく、「前後サブフレームも含めてせんぶカーボン」。

https://www.flickr.com/photos/110074903@N02/52229553000/in/dateposted-public/

アポロがそのハイパーカー「IE」セットアップのため、AMGのスピンオフ会社「HWA」と提携。信頼性が向上し2019年に納車開始

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そのためこのシャシーの重量は単体で105kgしかないといい、車両全体でもその重量はわずか1,250kgに収まります。

これによって0−100km/h加速2.7秒、最高速333km/hをマークしますが、アポロいわく「そんじょそこらのハイパーカーのように、簡単に、そして誰にでも運転できるクルマではない」。

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JUN
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この羽根は「車体の一部」だから飛び出していても合法なのか・・・?

たしかにこのルックスを見ると「簡単には運転できない」ことも直感的にわかりますが、アポロ・インテンサ・エモツィオーネがそういった仕様となっているのは「最近のハイパーカーは誰にでも運転できるようになっている反面、ドライビングエクスペリエンスが損なわれている(アポロ談)」ためで、アポロはその損なわれたドライビングエクスペリエンスを取り戻すために「特別なスキルを持つドライバーのためだけに」設計を行い、トランスミッションにもレース用のシーケンシャル(ヒューランド製)を投入しています。

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こういったこだわりを見るに、一体ニュルブリクリンクを(本気で走ったら)どれくらいのラップタイムで走るのかが気になるところですが、そのエンジンや車体構造、さらには開発や製造を行うのがHWAだということを考慮すると「市販車最速タイムを出してもおかしくはない」と誰もが理解しているはずで、その状況において、あえてリスクを冒してまでタイムを追求する必要はなく、そのラップタイムが記録されることは永遠に無いのかもしれません。

アポロ・インテンサ・エモツィオーネがニュルブルクリンクを走る動画はこちら

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参照:Misha Charoudin

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