| 韓国車のプロモーションにK-POPアイドルを起用するのは”初”かもしれない |
ヒュンダイが新型車「Palisade」発表に向け、BTS(防弾少年団)とコラボ。
Palisadeはヒュンダイにおける「フラッグシップSUV」ですが、その”グローバル・アンバサダー”として選ばれたのがBTSということになります。
BTSはその新曲「LOVE YOURSELF 轉 'Tear'」がアメリカのヒットチャート「ビルボード200」でNo.1に輝いたことで知られますが、ヒュンダイはアメリカ市場がメインとなるPalisadeのキャンペーンに「全米No.1の」BTSを起用することが販売を有利にする、と考えたのかもしれませんね。
ただ、Palisadeの購入層(なんといってもフラッグシップ)とBTSのファン層とは様々な面で相容れないとも思われ、これはいささか奇妙なチョイス、ということになります。
韓国の産業は「輸出ありき」
なお、韓国は人口が日本の半分くらいということで内需の規模が小さく、そのために「輸出」をかねてより重要視しています。
そして輸出の対象は古くは半導体であったり、その後は電子機器であったり、自動車であったり、映画や音楽(K-POP)であったり。
日本の場合は「内需だけで国が成り立つ」ことになりますが、韓国は「そうではない」ので、企業が生き残るには輸出ありきということになりますが、様々な製品や、こういったアイドルグループも当初から「輸出」を考えて構成されているのが特徴でもありますね。
ただ、ぼくが考えるのは韓国企業はこういった「アイドル」も一つの戦略”商品”だと捉えていて、そのために当然育成は惜しまないものの、その商品をとことん売り込み、有名にして”使い倒す”というイメージも。
韓国は産業と国との結び付きが強い
さらにこういったアイドルが「国家間の主張」に利用される傾向にもあるようで、「原爆Tシャツ」もまた政府の意向を反映させたものであり、BTSはその被害者なのかもしれない、と思うこともあります(ただ、ナチスの件を考慮すると、実は政府は噛んでいなかったのかもしれない)。
つまり、産業と政治との結び付きが強く、国家単位で様々なことをコントロールできるのが韓国ということになりますが、これがいいのかそうでないのかはまた別の話。
いずれにせよ韓国企業や国家は「戦略」を重視しており、そのためにお金に糸目をつけないという印象があって、それは様々な面での「ゴリ押し」や、有名デザイナーの獲得でもわかるとおり。
さらにその国で販売を有利にするためには「高い点を取れるように」クルマを設計したりと、これまたお金だけではなく「手段を選ばない」国でもある、と考えています。