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ヒュンダイのミドシップスポーツ試作車が目撃!4気筒ターボ+HVで390馬力を発生すると見られるも「なぜハッチバックなのか・・・」

2020/04/04

| 新規開発車なのに「ミドシップ+ハッチバック」というのは謎 |

ヒュンダイが開発している新型ミドシップスポーツカーのプロトタイプが目撃に。

ボディサイドにはMR23Tという文字が見られ、これはRM14から続く試作シリーズの最新版であることを表しているのかも。

報道によれば、搭載されるエンジンは2.3リッター4気筒ターボ、出力は310馬力に達すると言われますが、これにエレクトリックモーターをプラスして390馬力にまで出力を高めるのではという見方もあるようですね。

ヒュンダイはスーパースポーツに強い興味を示している

なお、ヒュンダイは以前からスーパースポーツに対して強い興味を持っており、2014年の時点で早々にミドシップスポーツ「RM14」を発表しています。

その後はRM15、RM17、そして2017年にはRN30も(いずれもコンセプトカー)。

実際にヒュンダイはこれまでにも数多くのプロトタイプを走らせており、むしろ未だに発売されないのが疑問に思えるほど。

現在ヒュンダイのハイパフォーマンス部門「N」にて指揮を取るのは前BMW M部門のボスであるアルバート・ビアーマン氏ですが、その周辺も元BMWのメンバーで占められており、ヒュンダイはデザイン部門と同じく、ハイパフォーマンスカーにおいても「世界最高水準のスタッフ」を揃えているということになります。

ただ、ちょっと疑問なのは、このミドシップスポーツカーで何をしたいのかということ。

ヒュンダイは(恐れ多くも)ポルシェをライバル視していると言われますが、その割にボディ形状はポルシェにはない「ハッチバック」。

さらにハッチバックというボディ形式ながらもミドシップエンジンを採用するために人もモノも積めず、いったいこのクルマでヒュンダイは何をしたいんだろうな、と考えるわけですね。

つまり、ライバルらしいライバルがいないところへとニューモデルを投入するということになりますが、これが単なる「ニッチ狙い」なのか、それともほかに目論見があるのかは全くの謎(しかし2014年からハッチバック形状を採用し続けているので、なんらかの理由はあると思う。当然だけど)。

なお、ルノー・クリオRSやプジョー205T16など「ハッチバックでミドシップ」も存在しますが、これはラリーに参戦するためのホモロゲーションモデルであり、「ベース車」が存在していること、そして「ボディ形状を大きく変更できないこと」という理由があり、今回のヒュンダイMR23Tとはまったく別の事情があるわけですね。

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ヒュンダイは「スーパーカー」にも参入

加えてヒュンダイは「スーパーカー」市場に対しても参入の意向を示しており、これまでにもコンセプトカーを発表したうえで、正式に参入の意向を示したことも。

おまけに最近では、リマックとミドシップスポーツカー開発に関するパートナーシップ契約を結んだとも言われていて(となるとピュアエレクトリックか)、様々なコンセプトカーが数年内にはドバっと(市販車として)発売されるのかもしれません。

VIA:Bobaedream

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