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ヒュンダイがスバルっぽいグリルの「コナ」発表。C-HR、ヴェゼルがターゲット

2017/06/14

ヒュンダイがかねてより噂されていた新型車「コナ(Kona)」を発表。
これはちょうど日産ジュークやトヨタC-HR、ホンダ・ヴェゼルの位置するマーケットへの投入となり、アウディQ2やシトロエンC3エアクロス、ジープ・レネゲードとも競合しそうなポジションですね。
デザインとしてはスバルとマツダとシトロエンを合体させたような感じ。

まずは今月後半に早速韓国で販売開始されるとされ、その後は欧州、次いで来年初頭にはアメリカでの販売を行うとしています。
なおネーミングの「コナ」はハワイの有名なビーチに因んだものですが、それに似合わない都会的でシャープなルックスを持っており、「これがヒュンダイでなければ買うかもしれない」と思わせる格好良さ。

なおヒュンダイはこれまでコンパクトカーやセダンに注力しており、なぜか(日本車を目の敵にする割には」SUVの数が少なく、今回ようやくジューク、ヴェゼルそしてC-HRの対抗馬を投入してきた、ということになります。
加えてこれに先んじて「プリウスキラー(プリウスのコピー)」アイオニックも発表しており、これからヒュンダイは本格的に「日本車をターゲット」とした攻勢に出るのかもしれません。

インテリアにおいてはアップル・カープレイ、アンドロイド・オート対応のインフォテイメントシステムを持つとされ、ヘッドアップディスプレイやワイヤレスチャージを備える、と発表。
↓内装はかなり普通に見える

安全装備も充実しておりレーンキーピング・アシスト、ブラインドスポット・ワーニング、その他もろもろ先進的なデバイスを持つようですね。

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サイズは全長4165ミリ、全幅1800ミリ、全高1550ミリ、と短く幅広なディメンション。
2リッターNAエンジン(147馬力)と6速ATを組み合わせ、0-100キロ加速は10秒、最高時速は194キロ。
その他1.6リッターターボや7速デュアルクラッチを持つモデル、4WDなど幅広いバリエーションが投入される模様。

なお初回限定版として「アイアンマン・エディション」が発売され、これは40ミリフェンダーが拡げられたうえで専用LEDライトを持ち、レッドとゴールドのアクセントが与えられるほか、大径タイヤ、そしてホイールにはアイアンマンのマスク風のセンターバッジが用いられています。
ちょっと恥ずかしくて乗れそうにありませんが、ワイド&大径タイヤは格好良いですね(そう簡単にトレッドやタイヤ径は変えて良いものではないと思いますが、ちゃんと調整してあるのだとは思う)。

韓国車がどんなものか怖いもの見たさで運転してみたいと思うことがあり、ヒュンダイだとヴェロスター、ジェネシス、そしてこのコナ、キアだとソウルあたりは乗ってみたいと思います。
どう間違っても韓国車を購入することはないと確信しているものの、どの程度日本車に迫っているのか、それとも日本車を超えているのか、はたまた「全然」なのか、単純に興味のあるところ。

なお随分前にほぼ新車のヒュンダイ・スポルティッジを運転したことがあり、その時は「100万キロ走った日本のファミリーセダンみたいだな」と感じたことを覚えています。

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