| ケーニグセグ新型車の名称は世界終末を表す「ラグナロク」? |
ケーニグセグの新型車に関する情報がちょっとだけ。
これはThe Supercar Blogにて報じられたもので、「信頼できる筋」からの情報だとして、まずその名が「ラグナロク(Ragnarok)」になる、としています。
ラグナロクとは北欧神話における「終末の日」を指しますが、スウェーデンを出自とするケーニグセグらしいネーミングでもありますね(アポカリプスやアルマゲドンに近い)。
これが本当だとすると、並み居るハイパーカーにトドメを指すべく降臨する”真打ち”という意味もあるのかもしれません。
ケーニグセグ新型車の情報は錯綜している?
なお、この「ラグナロク」に積まれるエンジンはハイブリッドシステムとの組み合わせにて1440馬力を発生すべく現在開発中だとも報じられており、重量は1,200キロ以下に抑えられる、とも。
ケーニグセグCEO、クリスチャン・フォン・ケーニグセグ氏は以前に「2019年のジュネーブ・モーターショーにはエクストリームなモデルを用意する」と発言し、ニューモデルの発表を示唆しているので、このスペックが本当だとすれば間違いなく「エクストリーム」。
ケーニグセグは「アゲーラ」「レゲーラ」というラインアップを持ちますが、アゲーラはすでに生産終了しており、先日「最後の二台」が納車されているためにこの「エクストリームなモデル」はアゲーラのバリエーションではなく、「アゲーラの後継モデル」と考えるのが妥当かも。
なお、以前にクリスチャン・フォン・ケーニグセグ氏は「レゲーラはアゲーラの後継ではない」とも語っており、(エクストリームなモデルは)レゲーラのバリエーションでもない、と思われます。
ただ、今回の「ハイブリッド使用」というのは以前にクリスチャン・フォン・ケーニグセグ氏が「新型車にはハイブリッドを使わない」と語った内容とは相違があり、今の時点ではこの情報が正しいのかどうか判断がつきかねるのも事実。
反面、クリスチャン・フォン・ケーニグセグ氏はレゲーラに搭載されるハイブリッドシステムをして「世界でもっとも優れるエレクトリック・パワートレーン」とも主張しており、この自信のほどを見るに「ハイブリッドを使用する可能性を否定できない」とも考えたり。
今後北欧の多くの国ではガソリンエンジン車の販売が禁止されることになると思われますが、そういった動きがある中で「ケーニグセグ最後のガソリン車」となるのか、それとも未来を見据えた「ハイブリッド」となるのかには注目の集まるところですね。※そう考えると「ラグナロク」はガソリンエンジン時代の終焉を意味しているようにも思える
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VIA:Supercar Blog