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ときどき欲しくなる中古車。いま見ても美しいスタイリングのミツビシFTO

2016/04/09

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時々欲しくなる中古車、ミツビシFTO(1994年発売)。
カーセンサーの登録は21台と少なく、いったいどこに流れているんだろう、と思います(日本国内では累計38000台売れている)。

なおけっこう人気があるようで価格は14万円~100万円。
ただし上下の幅が大きく、中心相場は40-50万円という感じですね。

FTOが発売された当時、ぼくはBBプレリュードに乗っていたのですが、このV6/2000CCエンジン搭載のFTOの発売には「してやられた」感があり、プレリュードを購入したことをひどく公開したものです(もしプレリュードを購入する前にFTOが出ていたら、間違いなくFTOを購入していた)。

サイズは幅1735、長さ4365、高さ1300とかなりコンパクト。
デザイン性が非常に高く、とくにリアの「面で見せる」デザインはいま見ても秀逸です。
V6エンジン搭載モデルは200馬力と出力が高く、フロントにストラット、リアはマルチリンクサスペンションを採用するなど「クラスを越えた」装備を持っていたことが特徴。
反面新車価格は164万~251万円と意外と安く、やはりホンダ・プレリュードとドンズバで競合。

運動性能が非常に高く、FFではありますが高いボディ剛性もあってチューニングベースとしても人気があり、けっこう峠を走っている車も多かったように思います。
実際のところGT選手権や数々の競技にもその姿が見られ、競技ベース車としても人気が高かったようですね。

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ただし外観は非常に完成度が高くカスタムが難しいことが問題で、今となってはなかり小さく見えるホイールをどうするかというのは切実な問題。
とくにリアはホイールが小さく見え、ツライチにしたとしてもフェンダーアーチが小さいので格好良く見えるとは思えず(折り返しても焼け石に水。切ってオーバーフェンダーを貼らないかぎりはどうしようもない)、であれば大径ホイールを履かせた上でローダウンし、ホイールを「フェンダーの奥に」押しやるしか無いだろう、と考えています。

なおミツビシのスポーツカー、スペシャルティ・カー(死語)はFTOやGTO、スタリオン、エクリプスなど名車が多いようですね。

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