| 今後買うべき腕時計5本はこれだ |
さて、定期的に欲しくなる腕時計。
現在考えている「買うべき」腕時計はこの5本です。
価格も属性もバラバラですが、「今持っているものにプラスするとなると」ということになり、どうしても統一性のないリストになってしまうわけですね。
パテック・フィリップ「アクアノート」
さて、以前から買おう買おうと考えていて、未だ買っていないパテック・フィリップ・アクアノート。
実際に見て、その作りの確かさは理解していますし、「買わねばならない」一本だとは考えているのですが、正直言うとデザイン的にはあまり好みではなく、しかしこれを「買わねばならない」と考えるのは、そのブランドバリューとリセールバリュー。
「とりあえずパテック持っとかないと」「とりあえず買って置いておけば値段が上がる」という不順な動機でもあり、もしこれがこのデザインで、ほかの腕時計ブランドから発売されていたならば買おうとは思わなかっただろうな、とも考えています。
逆に、知らない腕時計ブランドでも「どうしても欲しい」と思える腕時計を買うべきだとも考えていて、その意味において「後回し」にもなっている一本。
ただ、実際に他の人が腕につけているのを見ると「かなりな破壊力」があるのも間違いなく、見栄っ張りなぼくとしては外せないのもまた事実ですね。
パテック・フィリップを身につけてポルシェやアウディに乗ったりすると、「いい趣味してるじゃない」と思われるかもしれません。
フランク・ミュラー「ヴァンガード」
さて、パテック・フィリップとは異なり、ブランドよりもデザインに惹かれるフランク・ミュラー。
そして購入するのであれば「ヴァンガード」一択ですが、デザインがあまりに豊富なのが迷うところ。
ケース一つとってもポリッシュ、ブラシ、ブラック、はたまたゴールドがあって、おそらくいずれも良さそう。
購入するとなると、ほかの(ぼくが持っている)腕時計とは被らないような仕上げやカラーを選ぼうと考えています。
一歩間違うと下品ですが、うまく使うと「セクシー」に転じる一本ですね。
なお並行品になるとかなり価格が安いので、買うなら並行品だ、と考えています(正規店でのサービスなど、いろいろ問題はありますが)。
これが似合うクルマは、ぼくとして「アルファロメオ」「マセラティ」を挙げたいところ。
ブライトリング「オールドナビタイマー」
今まで一度も購入したことがないブライトリング。
ブライトリングのポジション自体が微妙なこと、カジュアル/フォーマル両方に使えそうではあるものの、結局「どっちつかず」なこと、文字盤のインデックスや文字の表示があまりに細かいこと(ぼくはベル&ロスのような、大きなインデックスが好み)等ありますが、これも腕時計を語る上で「外せない」一本でもあり、どこかで手に入れておく必要はありそう。
意外と中古価格が高値安定していて人気の高さが伺えますが、ブライトリングはよく定価を上げてくることも「中古が高い」理由かもしれません。
その意味では、できるだけ早いうちに手に入れておくといいのだろう、とも考えています。
ただ、購入したとしてもぼくの持っている衣類とはあまりマッチせず「使いどころ」が難しいのもまた事実。
なお、ベントレーとブライトリングとはパートナーシップ関係にあるものの、「ちょっとベントレーには釣り合わないな」とも考えており、しかし逆にこれが似合うクルマ、というのもなかなか思いつきません。
カルティエ「ドライブ・ドゥ・カルティエ」
ぼくは比較的カルティエが好きなのですが、その中でも今もっとも惹かれるのが「ドライブ・ドゥ・カルティエ」。
丸でもスクエアでもトノー型でもない独特の形状で、エレガントでありながらもカジュアルでもあり、しかし半端なブライトリングとは異なって「どちらの路線でも、高いレベルにある」一本。
ケースはポリッシュ、文字盤はグレーがいいだろう、と考えています。
これが似合いそうなのはレンジローバー。
ロレックス「サブマリーナ」
今のところ購入する確率が今回の候補の中ではもっとも高いロレックス・サブマリーナ。
価格上昇も一段落していますが、それでも「プレミア付き」でないと手に入らないのが「なんだかなあ」と考えて購入をためらっています。
ただ、ロレックスも値上げの多いブランドで、購入時に高くとも中古相場も高く、かつ新品の価格とともに中古相場も上がってゆくので、どこかで割り切る必要があるのかもしれません。
なおサブマリーナであっても購入するなら「グリーンサブ」、116610LV一択。
ちなみにエクスプローラーⅡやGMTマスターⅡでないのは、それらから「余裕」が感じられないから。
たとえばサブマリーナだと、「いや、他にも雲上ブランドの腕時計を持っているんだけど、ロレックスが一番頑丈で、傷ついても気にしなくていいからさ」という感じで余裕が感じられる、と(ぼくは勝手に)考えているのですね。
そういった意味ではロレックス・サブマリーナとメルセデス・ベンツGクラスとの相性は「最強」かもしれません。
番外編はコイツらだ
ぼくはけしてブランド物ばかりが好きなわけではなく、デザインに特化した腕時計や、ファッションブランドの腕時計も大好き。

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ゴリラ
オーデマピゲで修行したという2人が立ち上げた腕時計ブランド「ゴリラ」。
正直腕時計としての性能には語るべきものはなく、しかし特筆すべきはそのデザインや素材。
フォージド・カーボンやアルマイトなど、自動車大好きな人間であれば間違いなく心奪われるデザインと作りをもっており(もちろんそれが狙い)、そこに惹かれるわけですね。
なお、こういった「新興メーカー」の腕時計は売るときに困ることもありますが、オークション経由で売れば(流通量が少ないので)意外と高く売れることも。
なお、このゴリラは今年からの展開で、日本にも代理店経由で入ってきているものの、一部モデルは完売済み。
それが欲しければ、次回の輸入を待つしかなさそうです。
トム フォード「タイムピース」
こちらも腕時計そのものとしてはほぼ見るものはない、しかしなんとなく気になる腕時計。
ゴールドケース、もしくはポリッシュケースに編み込みベルトを装着すれば、これをつけているだけで(全身が)オシャレに見えるんじゃないかと思えるほど。
夏だとポロシャツにショートパンツといった簡単な出で立ちであっても、この腕時計を身につけていると、もう「優雅なリゾートファッション」に早変わりさせてしまうほどの空間歪曲能力を持つ一本ではないかと考えています。※ペルソールのサングラスがあれば完璧