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ポルシェ964改、「935風」。レトロな逆行カスタムに飽きたら次はレーシングカー風だ

2018/09/25

| これでも公道走行可能 |

ドイツのチューナー、DPモータースポーツがポルシェ935を現代に再現する「935DP Ⅲ」プロジェクトを公開。
ポルシェ935は初代ポルシェ911ターボのレーシングモデルとなり、デビューは1976年。
とにかく戦闘力が高く、ド派手なエアロパーツを装着していたことで知られ、1976年型の935/76、その後の935/77、935/2ベイビー、935/78モビー・ディック等のバリエーションが存在。

とくにモビー・ディックはポルシェが「ポルシェのレーシングカー史上、もっとも大きなウイングを持つクルマ」と認めていることで知られます。

ベースは1992年製のポルシェ965ターボ

なお、935は911ターボのレーシングバージョンと言えども、935そのものの相場は軽く3億を超えており、これをベースに公道走行可能な仕様に「戻す」のはあまりに困難(価格的にも、そして935のオリジナル性を損なうという意味でも)。

ポルシェ「911ターボ」のルーツとなるレースカー、「935」が販売中。3.1億円ナリ

よってDPモータースポーツが選んだのはポルシェ965ターボ(964世代の911ターボ)。
出力は450馬力にまでパワーアップされ、サスペンションはH&Rに変更、そしてホイールはフロント18インチ/8J、リアは18インチ/12.5Jへと拡大させています。

近年は964世代の911を「930世代へ」戻すカスタムも人気ですが、こういった「レーシングカー(風)へとコンバート」するカスタムは今後人気がでるかもしれない、と考えることも。

ボディカラーはポーラシルバー、そしてそこへグレーやブラックのアクセントが入り、凄みの効いたモノトーン調の仕上げとなっていますね。

リアのウイングは巨大。
おそらくルーフとドア以外はすべて手が入っているようですね。
リアバンパーにある突起はナンバープレートを照らす「ライセンスプレート灯」だと思われます。

エンジンは964ターボそのまま。

インテリアも964ターボを踏襲したものですが、シートやステアリングホイールなどは、よりスパルタンなものへと変更されています。
センターコンソールの右横には、当時「自動車電話」が装着されていたであろう台座があり、これは「時代背景」を感じさせるところですね。

リアにはロールケージが装着済み。

ステアリングホイールは小径、かつ「極太」(逆にポルシェのエンブレムがやたら小さいところが面白い)。
メーターともども「グレー」のアクセントが用いられていますね。

VIA:MirandaMedia

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