| ライカD-LUXだとより気軽に使えそうだ |
さて、デジタルカメラ「ライカD-LUX 7(178,200円)」の購入を検討中。
ぼくは現在「ライカQ」を使用しているのですが(一応サブ機)、このカメラはバッテリーを含むと640gもあること、そしてレンズが開閉式ではなく「キャップ取り外し式」であること、USBによる充電ができずに別途充電器が必要であること」がネック。
要するに「重い」「撮影時に毎回キャップを取り外して持っておかねばならない」「旅行時には充電器を持ってゆかねばならない」ということで、これは画質との引き換えであるとはわかっているものの、ときどき苦痛になるのもまた事実。
よって、よりコンパクトなライカを追加にて購入し、状況によってライカQと使い分けようと考えているのですね。
ライカD-LUXとC-LUXとはどう違うのか
よって、よりコンパクトなライカの購入を考えているということですが、ここで候補となるのは「LEICA D-LUX」と「LEICA C-LUX」。
まずは両者のスペックを比較してみましょう。
D−LUX | C-LUX | |
価格 | 178,200円 | 151,800円 |
重量 | 403g | 340g |
画素 | 2177万 | 2090万 |
センサー | 3/4(フォーサーズ) | 1インチ |
レンズ | ライカDCバリオ・ズミルックス f1.7-2.8/10.9-34mm ASPH | ライカ DC バリオ・エルマー f3.3-6.4/8.8-132mm ASPH |
焦点距離 | 24〜75mm | 24~360mm |
絞り | F1.7~16 (10.9mm時)/ F2.8~16 (34mm時) | F3.3~8.0(ワイド端)、F6.4~8.0(テレ端) |
ズーム | デジタルズーム4倍 | 15倍 |
モニター | 3型タッチ | 3型タッチ |
こうやって見ると比較的価格が近い割には性格が大きく異なるようで、C-LUXはズームつき、軽量というところからして入門機といった感じ。
D-LUXはズームがないもののその分レンズは明るく、かつセンサーサイズもC-LUXより大きく、こちらのほうが明らかに写りは良さそう(なによりもレンズの明るさを評価したい)。
そして実際にライカショップに行って聞いてみたところ「D-LUXのほうがやっぱりいい絵が取れますね」とのことで、ここはD-LUXに絞って検討したいと考えています。
そこで気になるのが、ライカQに比べてどれくらいの差があるのか?ということ。
もちろん両者には価格的に大きな開きがあるので、そのぶんの差があるのは当然ですが、「ライカD-LUXは(状況によって)ライカQの代用として耐えうるのか」という疑問であり、あまりに差があるのであれば「重くて不便でも、ライカQのみで過ごしたほうがいい」のではと考えたりするわけです。
ライカQとライカD-LUXとの画像を比較してみる
そこで、ライカショップにて自分のライカQそして店頭のライカD-LUXデモ機との画像を比較。
SDカードを持ち込んでの撮影ですが、まずはライカD-LUX。
こちらはライカQ。
ライカD-LUX。
ライカQ。
ライカD-LUX。
ライカQ。
そして一番上の比較写真の一部を拡大するとこう。
こちらはライカD-LUX。
ライカQはこちら。
当然ですが、ライカQのほうがコントラストや精度に優れるようですね。
それなりの差はあるものの、これくらいの差であればライカD-LUXをライカQの補完として使用しても良さそうなレベル(想像していたほどの差はないという印象もある)。
ライカD-LUXだと、ライカQの640gから403gへと重量が軽減され、かつUSB給電が可能(充電器不要、車内や機内でも充電できる)、そしてレンズキャップをオプションの「オートレンズキャップ」に換えることで撮影の都度取り外す必要もなくなり、おおよそ現在「ライカQで感じている不満」を取り除くことが可能となり、やや画質が落ちると言えども十分に「お釣りが来る」範囲だろうという認識です。