| なお日本の割当は110台、アメリカは合計で643台 |
マツダ・ロードスターは1989年に発表された初代(NA)から数えて30年を数えますが、それを記念して投入されたのが「マツダ・ロードスター 30th アニバーサリー・エディション(MAZDA ROADSTER 30th Anniversary Edition)。
この30周年記念モデルはソフトトップの「ロードスター」とリトラクタブルハードトップの「ロードスターRF」の2車種に用意され、全世界で合計3,000台、日本国内ではあわせて150台(ロードスター110台、ロードスターRF40台)の割当てとなっています。
「ロードスター」は受付終了、「ロードスターRF」はこれから申し込み受付開始
価格についてはロードスターが3,682,800円、ロードスターRFが4,303,800円(RSベース/MT)と4,260,600円(VSベース/AT)。
販売方法についてはマツダの専用サイトから「商談予約受付」を申し込む必要があり、申込多数の場合は「抽選」となります。
なおロードスターのほうは4月5日〜4月15日の間に申し込みを受け付けており(すでに終了)、その倍率はなんと17倍。
ロードスターRFはこれから申し込み受け付けが開始され、その期間は5月27日〜6月10日まで。※マツダの30周年記念車特別サイトはこちら
アメリカでは抽選ではなく「早いもの勝ち」
そしてアメリカでもおおよそ同じスケジュールにて申し込みを受け付けたようですが、こちらは「早いもの勝ち」。
よって発売開始後4時間で完売してしまうという事態となり、現在数百人が「キャンセル待ち」だと報じられます。
なお、アメリカでは日本の「110台」よりも多い500台のロードスターが割り当てられたようですが、今回アメリカ側の強い要望によって「143台がプラスされ」合計643台がアメリカ市場に振り分けられるようになった、とのこと。
アメリカはロードスターが「最も売れる」市場であり、マツダとしても力を入れたいマーケットでもあるので「当然の成り行き」とも言えますが、合計3000台というのはおそらく変わらないと思われ、となるとどこかの市場の「割当が減ってしまった」ということになりそうです。
マツダ・ロードスター 30th アニバーサリー・エディションはこんなクルマ
マツダ・ロードスター30thアニバーサリー・エディションは「何から何まで」特別なクルマ。
朝焼けをイメージしたという「レーシングオレンジ」のボディカラー採用に始まり、専用品となるレイズ製ZE40ホイール(鍛造)、オレンジカラーのブレーキキャリパー(フロントはブレンボ)、各部グロスブラック仕上げが外観上の特徴。
インテリアだとアルカンターラとレザーとのコンビ仕上げ、オレンジのパイピングを持つレカロシート、グロスブラックやオレンジのアクセント(ペイントやステッチ)が一層「特別感」を引き立てます。