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レクサス究極のSUV、LF-1公開。「鍛え抜かれた日本刀をイメージ」「パワートレーンはリミットレス」

2018/01/16

| 現段階では市販化未定。反応次第では実現性も |

レクサスが先日よりティーザーキャンペーンを公開していた「LF-1リミットレス・コンセプト」を公開。
これはトヨタが日本ではなくカリフォルニアに持つデザインスタジオ「CALTY」によってデザインされたもので、「レクサスの未来=LEXUS FUTURE=LF」を表すコンセプトカー。
セダンにおけるフラッグシップが「LS」だとすると、この「LF-1」はSUVにおけるフラッグシップ、ということになります。※トヨタによるプレスリリースはこちら

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デザインはトヨタのカリフォルニアにあるスタジオ「CALTY」

CALTYによると「金属が鍛えられて日本刀になるように」、そして「同時にレクサスの未来のデザイン」をイメージした、とのこと。
さらには「セダンのパフォーマンス、高級さを何一つ失うことなくSUVにもたらした」とも述べており、かなりな自信作だと言えそう。

現段階では完全にコンセプトカーの域を出ないそうですが、レクサスは「もしレクサスのSUVに新たなフラッグシップが追加されたらこうなるだろうという形」がLF-1だとし、「ディーラーや顧客の反応が楽しみだ」と語っているので、その反響次第ではUX同様、市販に向けて動き出す可能性が高そう。

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インテリアのスイッチは極力排除

内装においては「ドライバーと助手席」とのつながりを重視したとされ、車内左右にまたがる大きなディスプレイが目を引きます。
操作系はジェスチャーコントロールのほか、ステアリングホイール上にすべてを集約。
全体的に物理スイッチを廃した直感的な操作系となっていますね。

なおドアミラーはなく、もちろんそのかわりに「カメラ」装備。
そのカメラの映像はダッシュボード内のモニターに映し出されるものと思われます。

シートの雰囲気は最近のレクサス、たとえばLC500やLSがのようなステッチを持つもので、いかにも高級、かつ座り心地も良さそう(おそらく”匠”によってステッチ間隔が狭く仕上げられているものと思われる)。

なお、パワートレーンについては非公開。
つまりガソリンなのかハイブリッドなのかフルエレクトリックなのか現時点では不明ですが、それもレクサスによると「このコンセプトカーの通り、パワートレーンも「リミットレスだ」とのこと。



なおリヤフェンダーはかなりマッシブ。
フェンダー直前を絞り込み、ボディ下も絞っているので相対的にフェンダーが盛り上がっているように見えますね。
ホイールサイズは22インチ、と公開されています。

ルーフは「グラストップ」を採用しており、その形状に特徴あり。
ボディサイズは全長5,014ミリ、全幅1,986ミリ、全高1,605ミリ。
長さや幅に対して前高が低く、スタイリッシュなプロポーションだと言えそう。

リアスポイラーは二分割で、これがルーフのガラス部分と連続したデザインを持っています。
BMW X7も特徴的なルーフデザインを持ちますが、これらについては市販モデルでもぜひ残してほしい部分ですね。

レクサスが培った「匠」の技術を積極活用

その他特筆すべき点としては「クローム」を一切ボディの外側に用いていないこと(とくに高級を標榜する車としては珍しいといえる)。
LEDの多用も一つの特徴で、「スピンドル・グリル」に埋め込まれたLEDはドライバーに対して「ウエルカム・シークエンス」を演じ、室内においてもドア内張りやセンターコンソールに内蔵されたLEDが発行している様子がわかります(レクサスLSで採用された”切子調”をさらに発展させたイメージ)。

その他の画像はFacebookのアルバム「LEXUS LF-1」にて公開中

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