絶対にありえないクルマだが、意外と似合っていた
先日は「新型トヨタ・スープラのオープンモデル」をイメージしたレンダリングが公開されましたが、今回は逆に「BMW Z4をクローズドにしてみた」作品が登場。
これを見ると、フロントのインテークやキドニーグリル、ヘッドライト、ホイールはBMW Z4ではあるものの、前から後ろにかけて、つまりフロントフェンダー以降は「スープラ」に。
BMWはZ4のクーペを作らないとしているため(Z3/Z4で投入したクーペはことごとく失敗している)、絶対にありえない(しかもこのスープラっぽいデザインでは)クルマではあるものの、けっこう格好良く決まっていると思います。
トヨタ・スープラは曲線と曲面、BMW Z4は直線基調のザイン。本来であれば相容れないはずだが
そして同時に公開されたのが「スープラのオープンモデル」。
ただしこちらも「Z4クーペ」同様(というか逆に)、フロントフェンダー以降がBMW Z4となっており(ホイールはスープラのもの)、こちらもけっこう似合っているように思います。
新型トヨタGRスープラ、そして新型BMW Z4両車は共同開発され、製造も同じマグナシュタイヤーの工場(オーストリア)ということは周知の事実ですが、それぞれのクルマを見た感じでは「まったく兄弟車とはわからない」デザインを持っており、これはトヨタ、BMW双方のデザイナーが優秀であることを証明していると思います。
しかしながら、こうやって「顔面スワップ」してみると全く違和感はなく、そこでハタと「そういえばこの二台はプラットフォームとドライブトレーンがが一緒だったな」と気付かされることに(うまく両車を融合させたCGアーティストの腕前もなかなか)。
なお、BMWとは反対に、トヨタは「スープラのオープンモデル」についても検討の俎上にあがっているようで、(もちろんこの画像のとおりではないものの)将来的にはスープラのオープンモデルが登場する可能性もありそうですね。
なお、以前にはBMW Z4の顔面を「スズキ・スイフトスポーツ」にスワップしたレンダリングも登場していますが、こちらも違和感がないのがまた不思議です。
VIA:Kleber Silva