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ファラデー・フューチャーはもう終了?設立者の資産200億円が差し押さえられる

投稿日:2017/07/15 更新日:

中国の裁判所がファラデー・フューチャーの創設者、Jia Yueting氏の資産200億円を凍結。
これは複数の請求に対し利息を支払わなかったことに対する措置で、かなり強硬なものと言えます。
ファラデー・フューチャーは「テスラ対抗」の最有力とされ、テスラと同じアメリカに巨大工場を建設する予定であったものの、工事業者に対する支払いができずに訴訟に発展。

ただ、今回の対応を取ったのは上海の高等裁判所なので、訴えたのは中国企業、つまり建設予定地であるラスベガスの会社だけではなく、中国企業に対しても未払いがあった、ということですね。

なお工場建設にあたってはラスベガス自治体からもお金を借りており、ラスベガスは「中国のスタートアップ企業でEVを製造する」というだけで審査を十分に行わず、そのため当然貸したお金を回収できていない状態に。

それでもファラデー・フューチャー側は「プロジェクトの進行に問題はない(予定通り2018年に最初の市販車”FF91”を発売する」としており、いったいどうなっているのかは気になるところ。

とにかくテスラの成功後は雨後のタケノコのようにニョッキニョキとこういった「EVスタートアップ企業」が出てきており、その多くはお金を持っている中国や香港企業。
他に中国系EVスタートアップというとルシード・モータース(カリフォルニア拠点ですが資本は中国とのこと)、ニュルブルクリンクでEV最速記録を打ち立てたNIOがありますが、これらも実際のところどうなるのかは不透明。

今回のような例を見ると、いかにお金を持っていたとしても自動車を製造するのがどれだけ難しいか、そしてどれだけテスラ(というよりもイーロン・マスクCEO)が優れていたかがわかりますね。

関連投稿:Faraday Futureが活動を本格化。テスラ重役に続き今度はフェラーリの重役を雇用

中国のLeECOが主導して活動を進める新興EVメーカー、ファラディですが、今回フェラーリの元重役、マルコ・マティアッチ氏を雇用した模様。
以前もテスラの重役を引き抜いたりしていましたが、各方面から積極的に人材を受け入れているようですね。

このほかLeECOはGM、スペースX、フォード、BMWからも重要人物を次々引き抜いており、今回獲得したフェラーリ元重役についてはブランディングとセールスプラットフォームの構築という主に販売面を担うようです(マルコ氏は2010-2014年にフェラーリ北米のCEOを務めている)。

なおLeECOは中国版ネットフリックスとも言えるLeTVを母体とし、すでに1000人規模の従業員を抱え、1000馬力のハイパーEV「FFZERO1」の生産に向けて動いているともされています。
なお、このLeECOはアストンマーティンともパートナーシップ関係にあり、FFZERO1はアストンマーティンが生産する可能性がある、とも報じられていますね。

ハイパーEV「FFZERO1」のほかにもテスラ・モデルXに対抗するSUVも開発中とされ、生産は北ラスベガスに新設する工場にて行い、これによって4500名の雇用が生じるようで、もちろんこの工場では普及価格帯のEVも生産してゆくのだと思われます。

関連投稿:予想以上に本気だった。中国の富豪がテスラ・モデルSのライバルを計画中

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中国の富豪がテスラ・モデルSのライバルを計画中ときいて「また金持ちの道楽か」くらいに思ったのですが、予想以上に本気で進めている様子。

中国のNetflixと言われるLeTV(Leshi Internet Information & Technology Corp)の経営者ですが、個人資産からポンと資金を1500億円出し、GM、BMW、テスラから引き抜いたデザイナーやエンジニア含め600名を雇用した、とのこと。

加えて、アストンマーティンと車内エンターテイメントの契約も結ぶ予定とのことで、ほかにもLeTVのエンターテイメントが採用されてゆくとなると、さらに資金は豊富になりそうですね(アップルやGoogleに対向するのかもしれない。中国車に標準採用されるだけでもすごい数に)。

現在、この車は「楽(La)スーパーカー」と呼ばれているようで自動運転を備えるEVとなる予定。

2017年にも発売とのことで、来年の北京モーターショーには出展される可能性があるようです。
ときどき、世界レベルでの競争力を持たない国の自動車メーカーが、その技術をアピールするためにスーパーカーの開発を手がけることがありますが、その多くは実現にいたらず、この中国のスーパーEVがどうなるのかは注目に値するところ。

また、EV関連人材はテスラ、BMW、アップル等で引きぬき合戦があるようですが、いざ移籍してしまうと後戻りは難しく、「移っても問題ないかどうか」を見極めるのも難しそうですね。
特に今回、この中国の新興メーカーからの引き抜きに対しては慎重になる必要があるかもしれません。


関連投稿:本当に発売するのか?1000馬力のEV、Faraday Future "FF ZERO1" Concept

Faraday Future EV concept

Faraday Future EV concept

CESで発表のFaraday Future concept「FFZERO1」。
フルEVのハイパーカーですが、「クワッド・コア」パワートレイン(インホイールモーター4つ?)を採用し1000馬力を発生と言われます。

0-100キロ加速は3秒以下とされ(1000馬力のEVであればもっと速そう)、シンプルかつクリーン、そして未来的なルックスが魅力。
EVだけにある意味家電っぽいデザインではありますね。
EVの場合はトランスミッションを有さずにモーターの回転数=車輪の回転数となることがほとんどだと思いますが、超高速になると(バッテリーはさておき)モーターの回転部分の負荷はかなりなものになりそうです。

負荷を軽減するにはトランスミッションを搭載すればよいのかもしれませんがそうなると重量が増えますし、モーター用のなにか革新的なトランスミッションがあれば良さそうですね。

なお資金は leTV(中国版Netflix)から出ているとされ、18か月前に750人以上を雇用してプロジェクトがスタート。
このことからも市販前提であることは明らかですが、この「FFZERO1」を発売するのか(画像を見るとシングルシーターなので、さすがにそれはないかもしれない)、ただ単にこのFFZERO1はアイキャッチのためのコンセプトであり市販するのは普及価格帯のEVなのかは不明。

たしかに以前中国の富豪がテスラや既存自動車メーカー等から人材を引き抜いて会社を設立という話しあがりましたが、おそらくはこのFaradayがそうなのでしょうね。

Faraday Future EV concept

Faraday Future EV concept

Faraday Future EV concept

Faraday Future EV concept

Faraday Future EV concept

Faraday Future EV concept

Faraday Future EV concept

Faraday Future EV concept

Faraday Future EV concept
Faraday Future EV concept

Faraday Future EV concept

関連投稿:Faraday Futureが動画を公開。FFZERO1の技術を使用した市販車登場か

Faraday-Future

つい先日、FFZERO1を発表したFaraday Futureですが、今回はテスラ・モデルXのライバルになりそうなモデルを示唆する動画を公開。

動画ではFFZERO1をメインに紹介していますが、この技術を応用するであろう一般的な形状のEVの誕生を示しており、こちらが市販モデルになるのかもしれませんね。

 

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