本投稿は別ブログ「no more ready-made」にアップしていたものですが、情報集約を目的に本ブログへと記事を移動させ、その際に内容を調整したものです(基本的には”当時”のままの時系列的表現です)。
今見ると大変読みづらい内容となっていますが(完全に独り言のようなもの)、そこはご容赦いただければと思います。
| ランボルギーニ・ガヤルドLP560-4の「実際の重量」と「公称値」には大きな差がある |
ガヤルドLP560-4の重量ですが、車検証記載の「車両重量」では1610kg。
一方でランボルギーニの公表値は1410kg。
この公表値はもちろん乾燥重量 (油脂類や液体など走行に必要な物体を入れていない状態)であり、これを走行が可能な状態にすると1610kgとなるわけですが、けっこう差(+200kg)がありますよね。
オイル全部で15kgくらい、ウオッシャー液、工具、ガソリン(90L+リザーブ20L)その他含めても、せいぜい120-130kgくらいだと思われるものの、さらにナビやその他の装備が付加された結果の重量が1610kgなということに。
もしかすると公称値の1410kgにはロ ボットクラッチ(Eギア)が含まれていない可能性もあります。
なお、ナビなどの装備も公表値にプラスされるとなると、スーパーレッジェーラは装備が簡素化されているぶん、 車検証に記載される「車両重量」はかなり軽そう(公表値ではLP560-4と大差無いものの、実際の重量には大きな差がありそう)。
LP560-4以前のガヤルドの車両重量(記載値)は1580kgだと聞いたことがあるで(年式やトランスミッション形式不明)、乾燥重量において20kg軽いLP560-4 は、実際に走れる状態にすると(LP560-4以前の)ガヤルドよりも重くなる、ということにも。
ガヤルドは2人乗りですので、これに規定の乗員重量を入れると(55kg*2=110kg)、総重量はプラス110kgの1720kgとなります。
ちなみに前後の配分は710/900kg。比率では44/56%。
ランボルギーニ・ガヤルドLP560-4のエンジン始動音は工事現場なみ
ガヤルドのエンジン始動時の音量ですが、実際に音量計を使用して計測。
これによるとマフラーの上あたりで94.6デシベル、車体横で91.5デシベル、リヤフード上で89.7デシベル。
体感上の音量に比べると意外と低い、というのが正直な印象であります。
自動車の騒音について、加速走行騒音などいくつかの規定があり、また計測方法についても様々な取り決めがあると思いますが、排気騒音(リヤエンジン)について100db以内、と記憶。
これも様々な変遷があるので現在のものと合致しているかどうかわかりませんが、制定の時期の問題はあるにせよ、ガヤルドのあの音は規制の範囲内、ということになり、そう考えると、認可されている範囲の音量は相当にデカイ、と思います。
もちろん規制の範囲内でなければ車自体発売できないことになりますが、認定の際の計測時にはガヤルドの排気音が(触媒が暖まって)落ち着いたころを見計らって計測しているとのことなので(始動直後、爆音となるの数十秒は計測対象になっていない)、これでも車検に通るのかもしれません。
ランボルギーニ・ガヤルドLP560-4のエンジンルーム内は相当に熱くなる
ランボルギーニ・ガヤルドのエンジンは5.2リッターということもあり、走行後にはかなりの発熱を伴います。
そこで、一体どれくらい熱くなるのか?ということが気になり、サーモメーターで計測してみました(7月なので気温も高い)。
これによるとその温度は下記の通り。
走行直後のリヤグリル(テールランプの下にあるパーツ)・・・97.6度
走行直後のリヤバンパー・・・87.1度
走行直後のリヤフェンダー・・・77.2度
走行直後のエンジンルームと室内との隔壁・・・80度