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ソニーのコンデジ、RX1を購入。これは手放せなくなりそうないいカメラ

2016/10/01

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先日よりミラーレス一眼デジタルカメラの購入を検討していたのですが、結局のところミラーレス機ではなくコンパクトデジタルカメラを購入(上の画像はRX1で撮影)。
ぼくはここ数年ソニーのコンデジ、 RXシリーズを愛用しているのですが、そのつながりでRX100の上位モデル、「RX1」を購入することに。
RX1との相違点はレンズが単焦点になることとセンサーがフルサイズになること。

センサーの大きさというのは非常に重要で、1.0型CMOSセンサー搭載のRX100シリーズ、35mmサイズセンサーを搭載しているEOS 6Dでその威力を体感しており、結果としてセンサーサイズを重視して今回の35mmサイズセンサーを持つRX1の購入に至ったわけです(以前にEOS Mを使用したことがあるがイマイチ気に入らずにすぐ売ってしまい、その際にもセンサーサイズの重要性を感じた)。

ぼくは特に写真にこだわるわけではないのですが、やはり美しく記録したいという想いはあり、そのためブログに使用する画像にも(自分が撮影したものについては)できるだけきれいに写っているものを選ぶように注意はしています。

さて、実機のレビューですが、画像だとRX100M3と同じようにも見えますが実際には一回り大きく、さらにはセンサーサイズに起因するレンズの大きさは特筆もの。
重量は482グラムあり、これは軽量なミラーレス機に比べても重い数字。
RX100M3の283グラムに比べてもかなり重くなっていますね。
ただしUSB経由での給電ができ、「充電すること」まで考えた持ち運び重量はACアダプターや充電器を要するデジタルカメラに比べるとさほど重いわけではありません。

各部のつくりはシンプルですがタッチは重く、精巧さを感じさせるもので、RX100シリーズとは当然ながら根本的な相違があります。
また各種アダプターのジャック、バッテリーやSDカード挿入スロットのカバーについても硬質樹脂が用いられており開閉が確実に行えるように。
RX100だとUSB差し込み口のカバーは軟質樹脂で「簡単に被せているだけ」なので、ここも大きな差異があるところですね。
ただ、RX100は簡素化によって軽量化と低価格高性能を実現しており、ここは両機のコンセプトの違いとも言えそうです(RX1は価格を考えると簡素なつくりは許されない)。

RX1の焦点距離は35ミリ、F値は2。
なおRX100M3は24-70ミリ(35ミリ換算)、F値はワイド側で1.8となっており、RX100M3の方が明るくワイドに映る仕様です(これはRX100M3の大きな美点)。

ただし実際に撮影した写真は当然ながらRX100と大きく差があり、あれだけ満足していたRX100は何立たんだろう、という印象があります(下の画像は全てRX1で撮影)。
特に猫さんの毛並みや微妙な色合いはかなり差が出るところ。

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一方でウラカンの内装を撮影してみましたが、色のはっきりした無機質はそんなに差が出ないようですね(同じくRX1で撮影)。
ただしステアリングホイールのセンターパッド部のシボ、ヘッドライト内部の樹脂パーツの質感などはRX100では表現できないもので、「ツルンとしたものはあまり差が出ないが、素材に凹凸や微妙な色調を持つものはRX100とRX1との間に大きな差が出る」という感じ。

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まだいろいろなものを撮影していないので不慣れなところもありますが、マクロ撮影はちょっと弱いように(ピントが合いにくい)思います。
他、夜景や風景などがどう映るのかも試しておらず、これからの使用で判断してゆく必要がありますね。

しばらくこのRX1を使用してみて現在保有しているRX100M3との住み分けをどうするか考えてみようと思います。

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