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ホンダCBR250RR用にアライのヘルメット「HR-mono4」購入!ROOFやノーランのヘルメットに比較すると「さすが日本製」

2019/10/22

| やはり日本メーカーならではの気遣いが随所に見られる |

さて、アライのヘルメット(バイク用)を新しく購入。
これは「HR-mono4」というモデルで、いろいろな機能を省いた廉価版という位置づけです(よって実勢価格3万円前後という、アライのフルフェイスとしては破格の安さ」。
ただ、アライだけに安全性に関しては抜かりなく、帽体そのものはスネル規格M2010を満たすなど高い水準を持っています。

ヘルメットメーカーはそれぞれの特徴を持っている

実際にこのヘルメットを見てみると、同じアライのベクターXSやRX-7Xと比較してもとくに劣るという印象はなく(ベンチレーションが貧弱なところくらい)、逆にインナーパッドに「レッド」が採用されるなど特別なところも。※シールドは最初からライトスモークが装備されている
なお、ヘルメットそのもののカラーはこのホワイトのほかブラック、シルバー、マットブラックが選択できるものの、柄モノは無し。
加えて付属品にもヘルメットバッグが存在しないなど、チョコチョコとしたところでコストを省いているようですが、そのぶん安く購入できるのは消費者にとってはありがたいところです。

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なお、カラーにはホワイトを選択しており、これについてはペイントする予定はなく、適当にステッカーでも貼るか、と考えています(すでに額部分の”Arai”ステッカーは剥がしてある)。
ぼくのホンダCBR250RRのカラーはホワイト、そしてこれにレッドとガンメタリックのアクセントが入っていて、これにあわせてこのカラーを選んだ、ということもあります。

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実際に被ってみた感じはアライのほかヘルメットと遜色なく、アライならではの柔らかく分厚いパッドにてフィット感抜群。
このあたり、ほかに使用しているノーランやROOFといった欧州製のヘルメットとは大きく異る部分です(これらはパッドが硬く、フィット感にやや欠ける)。

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加えてアライのヘルメットはパッド表面の生地についても肌触りがよく、安心感やかぶり心地に優れる、という感じ(心地よい圧迫感なので、バイクに乗らなくても、なんとなく被ってみたくなるくらい)。
そして一旦かぶると「耳」の部分のパッドが薄くなっていて耳部分の圧迫感が少ないことがわかり、外部の音も拾いやすいようです。
このあたりは「さすが日本のメーカー」といったところですね。

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なお、顎の下にはカバー類がなく、冬場は風の巻き込みがありそう。

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所有しているヘルメットは季節によって使い分け

現在、ぼくがバイク用として常用するヘルメットは今回購入したアライHR-mono4、ROOF BOXER、ノーラン(NOLAN)N44の3つですが、アライHR-mono4は春と秋(つまり暑くもなく寒くもない時期)に着用する予定で、ROOFボクサーは夏季の使用を想定。
なお、ROOFはフランスのヘルメットメーカーで、形状はいわゆる「ジェットファイターパイロット」「ヘリパイロット」風。
オズベ(GPE)とも共通するテイストですが、比較的外寸がコンパクトであり、被ったときにも「頭でっかち」にならないところがイイ、と思います。※形状からすると、こほエアクラフト風が一番好きでもある

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「夏場に使用」ということについて、その理由としては、ルーフ・ボクサーはフロント(チンガード)とバイザーをフリップアップできるのでジェットヘルメット的な使い方ができ、しかし全閉してフルフェイス状態にしたとしても顎とマウス部分のヘルメット内空間が大きいので風通りが良いため。

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ただ、そのぶん下部分には隙間も多く、冬は風を巻き込んで寒い、というデメリットもあるわけですね。

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ちなみにシールド面積は狭く、視界はノーランN44に比べてはもちろん、アライHR-mono4に比較しても狭く、市街地での使用には要注意かも。

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ノーランのヘルメットはツーリング特化型

そしてノーランN44は冬場に使用することになりそうですが、これはシールドと帽体との密着性が高く風が入ってこず、アゴ周りからも風の侵入を防ぐ構造を持っているため。
シールドはかなり大きく、しかしシールドを閉じたときはストリップによって隙間が埋められ、かなり密閉性が高い構造を持っています。
なお、このシールドの大きさからもわかるとおり、視界の広さは格別。

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ただし外からもこちらの顔が丸見えというデメリットもありますが、サンバイザーを内蔵しているので、ここはあまり気にしなくても良いのかも(スライドレバー操作にてバイザーが降りてきて、ボタン一つで格納される)。

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一方で通気を確保するためのベンチレーションが多数。

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アゴ部分には、首に風を当てないようにするための整流フィン、そしてアゴ部分に風を巻き込まないようにするためのカバーも装着済み。

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そのほか、インカムをかんたんに取り付けできるような構造を持っていたり、チンガード部分を外してジェットヘルメット風の構造へと変更することもできるなど、高い機能性を誇ります。

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一方でパッド表面の生地はちょっと粗くて肌触りがあまり良くなく、かつ耳部分のパッドが厚いので被るときに耳が折れ曲がって「そのまま」になってしまい、外部の音を拾いづらくなるのはちょっとネガティブなところ。
加えて、多機能だけに帽体が大きく、重量もけっこうある(図ってないけど他のヘルメットに比較すると重い)ようですね。

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これらヘルメットの他の画像はFacebookのアルバム「ヘルメット」に保存中。

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