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アストンマーティン・ラピードAMR登場。巨大なカーボン製センターコンソールを見よ

2018/06/14

| DB11 AMRとはけっこう仕様が違う |

アストンマーティンはつい先日「DB11 AMR」を公開しましたが、今回は「ラピードAMR」を発表。
「AMR」はアストンマーチン・レーシングの略で、メルセデス・ベンツ「AMG」、BMW「M」のようなイメージで、しかしそれらよりもレースイメージが強く、アストンマーティンいわく「モータースポーツのエッセンスを落とし込んだシリーズ」とのこと。
装備が大きく変更されて運動性能が向上していますが、価格も大きくアップしていることも特徴です。

今回の「ラピードAMR」について価格はおよそ2700万円、販売台数は210台のみ(AMRはいずれも限定)。

DB11 AMRとは微妙に仕様が異なる

ラピードAMRはラピードS同様にV12エンジンを持ちますが、その出力は552馬力から580馬力にまで向上。
これは主にインマニを大型化することで達成されているとアナウンスされ、その結果0-100キロ加速は4.2秒、最高速は時速330キロという数字を達成しています。

このパワーに対応すべくアストンマーティンでは「3モード・アダプティブダンパー」「10ミリ車高ダウン」「カーボンセラミックディスクブレーキ」を備え、ヴァンキッシュSから譲り受けたブレーキクーリングシステムを装着している、とのこと。

なお「DB11AMR」のブレーキはカーボンセラミックではなくスチールとなっており、同じAMRでもモデル間で若干の差異があるようですね。

外観だとカーボン製フロントスプリッター、サイドシル、トランクリッドスポイラー、リアディフューザーが装備され、フロントには大きなLEDランニングランプが目立ちます。
こちらの丸いLEDランニングランプも「AMR専用」というわけではなく、というのもDB11 AMRには非装着。

ホイールは鍛造21インチでカラーはブラック、ブレーキキャリパーはAMRライム。
ホイールデザインはDB11 AMRとは異なり、ちょっとエレガントな印象です。

テールパイプはブラック仕上げ(おそらく耐熱仕様の結晶塗装)。

インテリアだとカーボン製のセンターコンソール(デカい!)が特徴で、これは後部座席まで貫通しているようですね。
シートはレザーとアルカンタラとのコンビですが、ステアリングホイールはアルカンタラではなくスムースレザー。
アクセントカラーはAMRライム、もしくはガレナ・シルバーが選べるそうです。

ラピードAMRのテーマは「シグネチャー」と「シルエット」があり、ボディカラーについてはシグネチャーだと画像の「スターリンググリーンにAMRライムのアクセント」、シルエットでは複数のカラーから選択でき、アクセントはAMRライムのほかチャイナグレイ、クラブスポーツホワイトが選択可能。

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VIA:ASTONMARTIN

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