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メルセデス・ベンツGクラスの生産が累計30万台。なお2012年以降は毎年販売記録を更新中

2017/07/27

| なぜGクラスはそんなに売れるのか |

メルセデス・ベンツGクラスが30万台の累計生産を達成。
30万台目は世界中のファンからデザインを募集した特別仕様で、フェースブックを通じての投票で仕様が決められたもの。
ボディカラーは明るいブルーでオフロードパッケージを装着しており、オールテレーンタイヤ、ルーフラックが特徴となっています。

新型に切り替わっても変わらぬ人気を維持

生産開始は1979年なのでそれから38年後に30万台を達成したことになりますが、2012年以降は毎年販売記録を伸ばし続け、なんと昨年には2万台をデリバリー。
通常、年月がたつにつれて生産は減るはずですが、逆にGクラスは(これだけ次期モデルへのスイッチが報道されているにも関わらず)販売を伸ばしているという異例中の異例。
しかもフルモデルチェンジを一度も経ていない、というのがまた驚きです。

なお、普通に生産していて「通常の顧客に納車する車」が何台目かの記念となる場合(ランボルギーニの場合はこちら)、今回のメルセデス・ベンツGクラスやポルシェ911のように「意図的にスペシャルモデルを何台目記念モデルに割り当てる」ケースがあるようですね。

なお、ポルシェ911は今年に累計100万台を達成しており、マツダ・ロードスターも同じく100万台。
シボレー・コルベットとフェアレディZは150万台という記録を持ち、ポルシェ・カイエンは12年で60万台。
しかしGクラスの成り立ちやその特殊性、価格を考えると「30万台」というのは偉業と言ってよく(なんせ一般向けの車ではない)、新型へ切り替わるに際し、ひとつの区切りができた、と言えるかもしれません。

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