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ポルシェ「918スパイダー後継は現在白紙。あらゆる面で918を超える技術革新がなければ作らない」

2017/10/03

ポルシェ918スパイダーの後継モデルについては時折噂が出ていますが、今回ポルシェ自らが「何らかの技術的ブレイクスルーがあり、あらゆる面で918スパイダーを越えることができる車ができるようになるまでは、その後継はないだろう」と発言。
これはポルシェの研究開発部門のボス、マイケル・スタイナー氏が語った内容とされており、同氏は「そして、その技術はまだ存在していない」とも述べています(つまり現時点で918スパイダーの後継は具体化していない)。

さらには「未来のスーパーカーはハイブリッドとなるのは明白だが、我々はすでにハイブリッドスーパーカー(918スパイダー)を持っている」とも語っており、急激に変化を迎えつつある現在においては「迂闊に動けない」ということなのかもしれません。

なおマクラーレンはそのハイパーカーである「P1」の後継について「オールエレクトリック」の可能性を示唆していますが、ガソリンエンジン搭載車の販売が次々禁じられてゆく現在では(ハイブリッドはまだまだ禁止になるわけではなく、あくまでも”ガソリンエンジンのみ”の車が販売禁止対象)半端な車を出してしまうと、次の時代にまで生き残ることができないのかもしれません。

↓こちらは現在のところのガソリンエンジン車販売禁止予定国

・オランダ→2020年に禁止
・ノルウェー→2025年に禁止
・インド→2030年に禁止
・フランス→2040年に禁止
・イギリス→2040年に禁止
・ドイツ→2050年に禁止(検討中)
・中国→販売禁止を検討開始

なお、ポルシェ918スパイダーは「カレラGT」販売不振につき、その「余った」パーツを何とかしないとということで企画されたモデルだとされていますが、無事に予定販売台数を消化。
ということはカレラGTの時のように「何とかしないと」という事態ではないと思われ、急いで後継モデルを発売する必要もないのでしょうね。

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