ポルシェが正式に「911 GT3 RS トリビュート・トゥ・カレラ・パッケージ」発表！今のところは北米のみのオプション、日本でも導入を熱烈希望

｜ なぜ今回このパッケージオプションに「グリーン」のみが選ばれたのかはわからない ｜

高価ではあるが非常に魅力的、そして価値の高いオプションであることにはかわりはない

さて、北米市場向けとしてポルシェが「911 GT3 RS トリビュート・トゥ・カレラ・パッケージ」を正式発表。

これは新型911GT3 RSの発表直後にその投入がアナウンスされていたものですが、今回正式のその詳細と価格が発表されたわけですね。

この911 GT3 RS トリビュート・トゥ・カレラ・パッケージは、「元祖RS」である911カレラRS 2.7の誕生50周年を記念して企画されたもので、スペシャルグラフィック、カーカバー、スペシャルウォッチ、NFTが含まれます。

このオプションを装着した場合の車両価格は314,000ドルとなり、新型911GT3 RSのベース価格である223,800ドルに対し、50％ほど価格が上昇することになります。

911 GT3 RS トリビュート・トゥ・カレラ・パッケージのボディカラーはホワイトのみ

この911 GT3 RS トリビュート・トゥ・カレラ・パッケージのボディカラーはホワイトのみとなっており、ボディ下部、ドアミラーキャップ、リアバンパー、リアウイング等にパイソングリーンのアクセントが施され、マグネシウム製ホイールもパイソングリーンに。

ウィングエンドプレートには、RSロゴとアメリカ国旗があしらわれています（バルブステムキャップもパイソングリーン）。

911 GT3 RS トリビュート・トゥ・カレラ・パッケージにはNFTプログラムも付属するといい、特定のサーキットやポルシェのイベントに参加すると、デジタルバッジを受け取ることが可能となり、そのデジタルバッジにマッチした「物理的な車両グラフィック」も用意されているようですね。※詳細は追って公開されるようだ

ちなみに初代911カレラ RS 2.7（ナナサンカレラ）には（ホワイトボディに）ブルーやレッドアクセントも用意されていたのですが、今回なぜグリーンが選ばれたのか、そしてなぜグリーンのみしか用意されていないのか、その理由は不明です。

911 GT3 RS トリビュート・トゥ・カレラ・パッケージのインテリアはこうなっている

そしてこちらは911 GT3 RS トリビュート・トゥ・カレラ・パッケージで、こちらも外装同様に「仕様はひとつ」。

ブラックのレザー / アルカンターラに対してパイソングリーンのステッチがあしらわれ、ステアリングホイールの12時位置にはイエローのセンターマーク。

ヴァイザッハパッケージも装着されているのでヘッドレストには「ヴァイザッハRS」の文字。

アームレストやキックプレートは専用品。

なお、この911 GT3 RS トリビュート・トゥ・カレラ・パッケージ購入者にはポルシェデザインによる専用デザインの腕時計も付属するといい、さらにはトリビュート元となる1973年モデルの911カレラRS、そして今回の911 GT3 RS トリビュート・トゥ・カレラ・パッケージの1/43サイズモデルカーも用意されているようですね。

ポルシェ911GT3 RSは相当に生産が絞られることになり、つまりは入手難易度が非常に高いクルマだということになりますが、アメリカではどうやって購入者を選別しているのか、そして911GT3 RSの購入権を得た人であれば誰でも911 GT3 RS トリビュート・トゥ・カレラ・パッケージをオプション装着できるのかどうかは不明です。

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