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アルファロメオが次期ジュリエッタをSUVにするとこうなる?「ステラ・コンセプト」が公開に

2019/03/28

| アルファロメオはMiToとジュリエッタを統合しSUVとして発売するというウワサも |

アルファロメオはジュネーブ・モーターショーにてコンパクトSUV「トナーレ・コンセプト」を公開しましたが、今回はCGデザイナーのJesse Diephuis氏がやはりアルファロメオのコンパクトSUVをイメージしたレンダリング「アルファロメオ・ステラ」を発表。

なおアルファロメオ自身は昨年6月に2022年までの計画を発表しており、その中には「コンパクト(C)セグメントのSUV」「ミッドサイズ(E)セグメントのSUVを投入する計画が語られていて、トナーレ・コンセプトはその「コンパクト」のほうに該当しますが、画像を見るとこの「ステラ」はさらにその下といった感じですね。

ジュリエッタを意識した「アルファロメオっぽい」デザイン

このレンダリングを見ると、盾型グリルとその上のダクト、丸型テールランプ、フォーンダイアル・ホイールなどアルファロメオの特徴をよく捉えていて、「オフィシャル」といっても通用しそうなほど。

ただ現在のアルファロメオ路線と異なるのは「ヘッドライト」で、今後のアルファロメオにおいては、このレンダリングとは異なりヘッドライトが「細長くなってゆくものと思われます。

ただ、今回Jesse Diephuis氏がイメージしたのは「次期ジュリエッタ」としての側面があるようで、そのために前後ランプが「ジュリエッタっぽく」デザインされているようですね。

たしかにジュリエッタの属するコンパクトクラスは競争が非常に厳しいとされ、アルファロメオとしてはそこから引き上げることによってリソースを「より利益が出やすい」SUVへと集中させたいという意向も示しているので、あながち「次期ジュリエッタがSUVに」というのは否定できない、とも思います。

なお、アルファロメオ・ステラの全長は4351ミリを想定しており、これはステルヴィオより336ミリ短く、アウディQ2やQ3と同じくらいのサイズ。
実際に発売されればアクティブな都市生活者に好まれそうですね。

ちなみにSUVの「利益が出やすい」というのは車体が大きくスポーティーなイメージという付加価値があり、つまり「引き算」で作られたコンパクトカーに比べて「足し算」で作られたという印象があるためだと言われますが、たしかにこれは納得。
ただし多くのメーカーがこのSUV市場になだれ込んできたため、これからは「今までほどオイシイ思いはできない」という見方もあるようです。

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一応SUVというカテゴリになるかとは思いますがボディの天地が薄くスポーティーなイメージですね。
SUVというとどうしても積載性や居住性を考慮して「分厚い」ボディを持つことになりますが、こんな感じの「上下に薄い」ボディを持つものがあってもいいのでは、と思います。

なおロータスは現在計画中のSUVについて「サーキット最速」を狙っているとされ、もしかすると今回のコンセプトカーのような「スポーツカーのリフトアップ版」を投入してくるかもしれない、とは思います。

ボディ部分が小さいほうが軽量に仕上がりますし、運動性能としては優れそうですね(そのぶん積載性や居住性は失われますが)。
ただ、運動性能となると「車高が高い意味」は失われますが、一部の国では「低い車高」では日常の使用に支障を来す可能性もあり、それはそれで「意味」があるのかもしれません。

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