製造わずか40台、超希少なフェラーリ599GTB 60F1アロンソエディションがクラッシュ！フェラーリ60年間におけるF1勝利記念車も雨には勝てなかったようだ・・・。

｜　残念ながらクラッシュの範囲は小さくない　｜

それよりも、この希少車を雨の日に実際に乗っている人がいることのほうが驚きだ

さて、40台のみしか製造されなかった希少なフェラーリ、「599GTB 60F1アロンソエディション」がクラッシュした模様。

これはインスタグラム上にて公開されたものですが、雨にて濡れた路面を走行中にコントロールを失い、クラッシュバリアに激突した、とのこと。

画像を見るに、フロントが大きく破損しており、修理に相当なコストと時間がかかること、そして売却時に評価が下がるのは間違いなさそうですね。

フェラーリ599GTB 60F1アロンソエディションはこんなクルマ

フェラーリ599GTB 60F1アロンソエディションは、1951年のシルバーストーンでのフロイラン・ゴンザレスの優勝から、2011年のシルバーストーンでのフェルナンド・アロンソの優勝まで、フェラーリがF1で勝利を収めてきた60年を記念して2011年12月に発表された希少モデルで、その存在が余り知られず、中古市場にもめったに登場しないことでも知られます。

ベース車両は599HGTEで、標準モデルに比較してハードなサスペンション、ローダウンされた車高、より硬いアンチロールバーを備えており、専用デザインを持つホイールに加え、2011年のF1世界選手権でフェラーリが使用した150°イタリアにインスパイアされたカラーリングを採用しています。

なお、限定台数については諸説あり、「3台」「9台」といった記載もあるようです。

ほかにはこんな「F1ドライバーの名を冠したフェラーリ」も

なお、フェラーリはF1を走るために市販車を売っているとも言える会社なので、とにかくF1のイメージを全面に押し出しており、過去にはフェラーリ458に「ニキ・ラウダ・エディション」を設定したことも。

ただし、この「ニキ・ラウダ・エディション」はフェラーリのカスタマイゼーションプログラム「テーラーメード」にて、フェラーリF1の黄金時代をイメージして作られたワンオフモデルだそうで、一般向けの販売はなされなかったようですね。

そのほか、F1ドライバー本人に納車された特別仕様車としては、ヘッドレストにセバスチャン・ベッテルのロゴが入っているというF12tdfや・・・。

ミハエル・シューマッハに納車されたというエンツォフェラーリも。

「ロッソ・スクーデリア」カラーのブレーキキャリパーを持つこと、ホイールのカラーにチタンフィニッシュが採用されていること、インテリアだと「パワーウインドウ」「ボーズ製オーディオ」が装着され、シルプレートやシートにはミハエル・シューマッハのロゴが（フェラーリの代わりに）用いられており、フード裏面にはスクーデリア・フェラーリのスタッフ、そしてライバルたちのサインやメッセージが入っています。

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参照：muc.collector