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フェラーリが「812スーパーファスト」発表。F12の後継、そして最後の自然吸気V12モデル

2017/02/16

 

フェラーリが"F12M"と呼ばれていた最新V12モデル「812スーパファスト」を公開(スーパーファストは1950-1960年代のフェラーリに与えられていた名称)。
F12ベルリネッタのフェイスリフトモデルとなりますが、正直「かなり変わった」という印象ですね。
なお次世代V12モデルはハイブリッドになると言われているので「純粋なNA」としては最後のV12モデルということになり、フェラーリの歴史上非常に価値の高いモデルと言えそうです。
フェラーリ・ジャパンのプレスリリースはこちら

なおフェラーリは2015年秋に「F12tdf」を限定販売していますが、そちらは780馬力。
そして今回812スーパーファストでは800馬力を発生してあっさりとその780馬力を上回ってしまったことになります(一方ランボルギーニは”アヴェンタドールS”にてアヴェンタドールSVの750馬力をギリギリ下回る740馬力に設定してきた)。

エンジンについて、F12ベルリネッタとF12tdfは6.3リッターを採用していましたが、812スーパーファストのエンジンは6.5リッター。
パフォーマンスに話を移すと812スーパーファストの0-100キロ加速は2.9秒、最高時速は340キロ。
出力が向上した割にはこの辺りの数字はさほど向上していないように思えますが(F12は3.1秒、340キロ)、実際はもっと速く、しかし公称値に置いてラ・フェラーリに遠慮した部分があるのかもしれません。

なおこのモデルで初めてフェラーリは「電動パワステ」を採用したとのことで、早くも第二世代に進化した4輪操舵「ヴァーチャル・ホイールベース」も装備。
もちろんアクティブエアロも装着されているようですね。

オフィシャルフォトで公開されたモデルのボディカラーは「Rosso Settanta」で、これはフェラーリ70周年を記念して登場した新色、とのこと。
ヘッドライトはフルLEDとなり、テールランプもGTC4ルッソと同じ4灯に変更。
これによってリアビューはF12ベルリネッタに比べて大きく印象が変わっています。

正式デビューはもちろんジュネーブ・モーターショーで、その際にはさらに多くの情報が公開されることになりそうですね。

なおこちらがフェラーリ500スーパーファスト(superfast)。

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フェラーリの新型V12、812スーパーファスト実車の画像がリーク

先日発表されたばかりの新型フェラーリV12モデル、「812スーパーファスト」。
公開時の画像はCGとみられるものですが、今回実車の画像が流出に。
おそらくはフェラーリの工場にて製造された直後の812スーパーファストと思われ、撮影者がわかればけっこう大問題になりそうな予感。

エンジンは6.5リッターV12、出力は800馬力、0-100キロ加速は2.9秒、最高時速は340キロ、その他採用されるデバイスなど、というところまでは公開されていますが、価格/発売時期含めまだわからない部分も多い車ではありますね。

なお「フェラーリV12最後の純粋なNA」としてすでに関心が高く、日本でも多くの方が購入を検討されているようで、ディーラーさんにも問い合わせが多数ある、とのこと。
今後間違いなく価値が向上するモデルと言えそうです。

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