![](https://intensive911.com/wp-content/uploads/2020/08/Lamborghini-Centenario-Roadster.jpg)
| もうちょっとプレミア価格がついても良さそうだが |
20台のみが製造されたランボルギーニ・チェンテナリオ・ロードスターが中古市場に登場。
販売しているのはカナダのエキゾチックカーディーラーですが、画像を見る限りでは、2017年に「チェンテナリオ・ロードスター第二号車」としてカナダのオーナーへと納車されたクルマのようですね。
ボディそのものはヴィジブルカーボンを採用しており(2500万円くらいのオプションだと言われる)、しかしほかの多くのチェンテナリオのようにアクセントカラーが入っておらず、加えてホイールも「ブラック」を採用しているため、かなり引き締まった印象がある、と思います。
走行距離はわずか594キロ
なお、この車両を販売しているのは上述の通りカナダのエキゾチックカーショップ、Grand Touring Automobiles。
掲載されている情報によると走行距離はわずか594キロにとどまるようです。
販売価格は370万カナダドル(邦貨換算で2億9700ドル)と驚くべき値付けを行っているものの、チェンテナリオ・ロードスターの新車価格は200万ユーロ(2億5200万円)なので、意外と「プレミアを乗せていない」ということになりそう。
![Lamborghini-Centenario-Roadster-8](https://live.staticflickr.com/65535/50187229008_362436d397_c.jpg)
チェンテナリオ/チェンテナリオ・ロードスターは、ランボルギーニの創業者であるフェルッチョ・ランボルギーニの生誕100周年を記念した限定モデル。
チェンテナリオ(クーペ)が20台、チェンテナリオロードスター20台、合計40台が生産されています。
![Lamborghini-Centenario-Roadster-10](https://live.staticflickr.com/65535/50187228963_706aebb15a_c.jpg)
全ての個体はオーナーの指定によって仕様が決定されており、どれ一つとして同じ仕様を持つクルマはない、とも言われていますね。
![Lamborghini-Centenario-Roadster-9](https://live.staticflickr.com/65535/50187771116_51cca7c23b_c.jpg)
ベースとなるのはアヴェンタドールで、搭載されるエンジンもアヴェンタドールの6.5リッターV12がベース。
ただしレブリミットを8350回転から8600回転にまで引き上げることで770馬力を達成しており、これによって0-100km/h加速は2.9秒、最高速度は350km/h”以上”。
![Lamborghini-Centenario-Roadster-6](https://live.staticflickr.com/65535/50187229068_4f977e6177_c.jpg)
ランボルギーニ・チェンテナリオ・ロードスターのインテリアはこうなっている
この個体のインテリアはレッドとブラックのアルカンターラが用いられ、このレッドは外装だとブレーキキャリパー、そしてタイヤレターにも採用されています。
![Lamborghini-Centenario-Roadster-5](https://live.staticflickr.com/65535/50187771181_983f8118c8_c.jpg)
ブラックレザー、ブラックアルカンターラのステッチは「レッド」。
![Lamborghini-Centenario-Roadster-11](https://live.staticflickr.com/65535/50187229123_72f64fdedc_c.jpg)
20台のうちの1台ということを表すカーボン製のプレート。
なお、ランボルギーニほか各社とも、限定車には「生産何番目」ということを示すシリアルプレートを装着することが多かったものの、おそらくは番号の「取り合い」が問題となったのか、最近では「限定台数のうちの”1台”」ということのみを示す記載に止められることが多いようです。
![Lamborghini-Centenario-Roadster-7](https://live.staticflickr.com/65535/50187771131_5a589c8fb5_c.jpg)
参照:Grand Touring Automobiles