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マツダ「会社100周年の2020年までにロータリースポーツは出せない。そのためのお金がないから」

投稿日:2017/11/04 更新日:

-2020年のマツダ100周年までには新型スポーツカー登場があると見られていたが-

mazda rx vision マツダ ロータリー RXヴィジョン

2017年はロータリーエンジン搭載車発表50周年、2020年はマツダの100周年に当たり、この間に「新型ロータリーエンジン搭載スポーツカー」が登場するのでは、というのがもっぱらのウワサ。
ところがマツダの藤原清志常務執行役員(スカイアクティブの開発責任者)がメディアのインタビューに応じたところによると、「2020年までには登場しない」とのこと。

こちらは今回のインタビューとは別のものですが【イノベーターズ100インタビュー「マツダ株式会社 藤原清志常務執行役員」

「2020年にロータリースポーツを登場させるだけの資金がない」

その理由としては、「2020年まで、我々にはRX-VISION(ヴィジョン)を市販化するための資金がない。開発、そしてプロモーションにかかる資金だ」とのこと。

この背景として、マツダは最近新型エンジンを核とした「SKYACTIV-X」を押し出しており、ここに資本を集中させる必要がある、という事情が存在するようですね。
経営的に「選択と集中」を行うことになりますが、この成功無くしては次のステップに進むことができず、成功した後にロータリースポーツカーを開発していては「100周年に間に合わない」と語っています。

それでもロータリースポーツは開発中。ガソリンエンジン、ハイブリッドの2タイプが存在

ただ、同じくマツダの人見光夫常務執行役員によると「2019年にロータリエンジンはレンジエクステンダーとして復活」と明言しており、加えて「ロータリーエンジン搭載スポーツカーの開発も進めている。いくつかの(規制のない)地域ではロータリーエンジンのみ、規制のある地域ではハイブリッドと組み合わせて発売」と述べているので、「いつかは」ロータリースポーツが登場する、とは思われます。
要はそれが「いつ」なのか、ということになりそうですね。

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  • この記事を書いた人

JUN

興味の範囲が広く、猫、小説、映画、音楽、腕時計、クルマなど。 酒、タバコ、ギャンブルは一切しません(ある意味では自分の人生そのものがギャンブル)。 いま欲しいクルマはアルピーヌA110。

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