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ロータス・エスプリ”HCi”が中古市場に。生産わずか246台、初めて電子制御燃料噴射を採用したモデル

2018/01/01

| ロータス・エスプリの中期モデルが中古市場に |

1986年モデルのロータス・エスプリHCiが中古市場に登場。
ロータス・エスプリHCiはわずか246台の生産に止まる希少なモデルで、最初にキャブレターから燃料噴射へと移行したモデル。
なお「HC」は「ハイコンプレッション」、つまり高圧縮エンジンを表す頭文字となっています。
エンジンは2.2リッターターボ、出力は218馬力というスペック。

駆動系、燃料系は整備済み

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今回販売されているエスプリHCiのボディカラーはブラック、インテリアはベージュ。
トランスミッションは5速マニュアル、リムーバブルトップ、なつかしのBBS製メッシュホイールも装着済み。

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走行距離は77,248キロですが、カムベルト、クラッチキット、フューエルポンプ、イグニッションコイル他を交換もしくはリビルトしており、その後およそ6000キロを走行している、とのこと。

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インテリアにおける特徴は大柄な人向けに「低く幅の広い」シートを装着しており、ソニー製ヘッドユニットとJBL製スピーカーをインストールしているようですね。

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ロータス・エスプリって?

ロータスがそれまでの軽量ライトウエイトから「スーパースポーツ」カテゴリへと進出しようと試みたモデルで1976年に登場。
デザインはジョルジエット・ジウジアーロでボディはFRP製、バックボーンフレームにエンジンをミッドマウントというレイアウト。
なお初期モデルのエンジンは2リッター4気筒、160馬力。

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その後1978年には「S2」へと進化し、1981年には「エスプリ・ターボ」登場。
エンジンは4気筒のまま2.2リッター+ターボ化によって210馬力へ。その後ノンターボの「S3」、1987年になると今回販売されているHC、HCターボ、HCPIが登場。
これにあわせてボディデザインがいわゆる「ニューシェイプ」と呼ばれるものへと変更され、近代的なルックスに。

その後もさらに改良を続けて1990年に「ターボSE(265馬力)」、1992年に「スポーツ300(302馬力)」、1993年に「S4」、1996年には待望の「V8」が登場しています。
エスプリはそのスーパーカー的ルックスに比較してエンジンが「4気筒」ということについて抵抗のある人が(当時)多く、優れたハンドリングを持つにも関わらずフェラーリやランボルギーニ、ポルシェに「一歩譲る」評価となっていたのも事実。
この「V8」登場によって名実ともに「スーパースポーツ」の仲間入りを果たした、とも言えますね。

その後2004年まで、なんと28年間もモデルチェンジせずに製造されたという長寿モデルで、その独特のルックスから「007」「プリティ・ウーマン」など映画に起用されることも多かった車です。

なおロータスはもともとコーリン・チャップマンが既存車の改造から始またメーカーで、そのため流用をうまく活用することでも知られます。
そのため初期のエスプリについても、サスペンションやブレーキはオペル・アスコナ、トランスミッションはシトロエンSM用といった感じで流用パーツ多数。
一時はトヨタとも提携関係にあったため、1990年代にはトヨタ・ハチロク(AE86)のテールランプを流用していたことでも有名。

いったんは生産を終えた後、ダニ・バハー体制下で2010年のパリ・モーターショーにて「エスプリ・コンセプト(画像)」が発表され「エスプリ復活か」と言われたものの(なんどもこの噂は出ている)いまに至るまで具体化していない、というのが大まかな流れ。

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