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ヒュンダイ(ヒョンデ)のエンブレム「H」はホンダのパクリではなかった!H社「あれは人と人が握手をしている図」

2018/07/28

| ヒュンダイのエンブレムは”ホンダと間違われないように?” |

ヒュンダイのエンブレム「H」は「人と人とが握手をしている状態をあらわしている」という記事がJalopnikに。
その「人と人」とは「顧客と会社」をあらわしているとのことですが、「H」の縦線は人、横線は手をあらわしている、ということになりますね。
もちろんこのエンブレムはヒュンダイ(HYUNDAI)の頭文字「H」でもあり、ヒュンダイのサイトによると同時にその保証の手厚さ(10年/10万マイル)をイメージしたもの、とされています。

もともとヒュンダイのロゴは「HDだった」

なお、記事によるとヒュンダイはかつて「HD」というエンブレムを使用していたものの、「ホンダ(HONDA)」と混同されることを避けるために現在の「H」になったとも解説。

↓たしかに「HD」

ここで「オイオイちょっと待ってよ」と思うのですが、日本のネット界だとむしろ「逆」で、ホンダと混同させて「日本車っぽく」見せるために現在の「H」になった、さらには本来「ヒョンデ」という読みを「ホンダ」に近づけるために「ヒュンダイ」という発音をさせる表記になったという意見が大半。

実際のところ「HD」よりも現在の「H」のほうがホンダに近いので、「ヒュンダイが意図的にホンダとの混同を避けた」説はちょっと受け入れ難いところもありますね。

やはり中国には「パクリ風」エンブレムが多かった

なお、中国では完全に「これは意識したな」というエンブレムも多く、代表的なのはBYD(BMW)、

そしてHAIMA(MAZDAのロゴに近く、フォントはほぼ同じ)、

フォードみたいなKarryなど。※ビジュアルではなく発音を似せているものも多い

ほかにも(もう消滅しましたが)サイオン風、インフィニティ風、ベントレー風、トヨタ風、メルセデス・ベンツ風など様々な類似エンブレムがあり、後発が「似せることはあっても」「遠ざける」ようなことはないのではとも考えられ、やはりヒュンダイの一件については「日本で信じられている通説」のほうが理にかなっている、とは思います。

とくにヒュンダイはほかメーカーから人材を獲得したり、「トヨタとレクサス」のような感じで「ヒュンダイとジェネシス」、「BMWとM」のように「ヒュンダイとN」という他社を参考にしたブランド展開を行っているため、いっそう「独自性を出すためにロゴを変えた」というのは信じるのが困難かもしれません。

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VIA:Jalopnik

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